家庭教師センター選びは、お子さまの将来の大切な選択です。
そんな選択の中で、お子さまの目標を達成してくれる質の高い教師と、それに見合った料金を考える保護者さまは多いのではないでしょうか。

そのような教師を紹介してくれる家庭教師センターを比較検討するためには、何を基準に選べばいいのでしょうか。
良心的なシステムの家庭教師センターももちろんありますが、トラブルの絶えない家庭教師センターも少なくありません。

そんな保護者さまのために、何をチェックすればお子さまに最適の家庭教師センター選びができるかをお伝えします。

1教師の数と質はセンターの規模・支店の数でチェックできます

教師の数は、センターの規模・支店の数に比例します

家庭教師センターに登録するほとんどの教師が近場の紹介先を好むため、センターに登録されている教師数は、センターの規模・登録支店の数に比例します。

教師の数が多ければ多いほど、豊富な選択肢の中から選べるというメリットがあります。万が一、教師を変更する際も安心です。

  • ネット・広告上で教師数の豊富さを強調してるセンターもありますが、センターの規模・支店の数を確認してみることが大事です。
    支店の数が少ない場合は、充分な審査をせず電話やネット上のみで教師登録を完了し、紹介している場合がほとんどです。
家庭教師の質は、教師登録の方法・採用基準・紹介の仕方に注目!
電話・ネット上のみで教師登録を完了するセンター
こういったセンターの場合、支店が少ないため、ネット上のみで教師募集をしているセンターが多いようです。
センターから近い教師であれば、センターで打ち合わせをする場合もありますが、基本は電話やメールで担当生徒の状況を簡単に紹介し、そのまま指導を開始する場合がほとんどです。
最寄りのセンターで面接・テスト・適正検査に合格した教師を登録するセンター
このタイプのセンターの場合、厳しい採用基準を設けてある家庭教師センターが多いようです。教師がセンターに来社し、打ち合わせ研修を行ったうえで指導を開始します。
また、入会後の、教師変更・受験情報の提供・進路相談・教師への研修など様々なサポート体制が整っていますので、入会後のサポートまでお望みの方にとっては最適なセンターと言えます。

登録・紹介が簡易であればあるほど、コストが圧縮されますので、料金が安いセンターが多いようです。
ただその分、要望通りの教師が見つからないなど、サポート体制も薄くなりますので、どこまでをセンターに要求するかを考えて、センター選びをする必要があります。

2家庭教師センターの種類は

個人契約の家庭教師
授業料は教師との個別交渉になりますので予算に合わせて選べます。授業料は毎月月末に直接手渡しします。
個人契約斡旋サイトでは、教師の選択肢が少ない、実際に会ってみないとどんな教師かわからない等の不安があります。
また、教師と相性が合わない場合、教師変更がしづらく、トラブルの際に間に立ってくれる人がいない等のネックがあります。
高額教材セットの家庭教師センター
授業料は個人契約の家庭教師とさほど変わりませんが、「この教材を使いますので」と高額な教材をセット販売され、ローンを組まされてしまうケースです。
家庭教師はあくまでオマケなので当たり外れが大きいです。
通常の家庭教師センターでは、市販の問題集など常識的な価格の教材しか用いません。
紹介専門センター
授業料は多少割高になります。教師の変更ができたり、相談の窓口があるため、万が一のときには安心。 センターによっては受験情報の提供、進路相談、教師の研修会、定期連絡などサポート体制が整っています。
ただ、ネット・広告だけでは、どこまでのサポートがあるかわかりづらいのが現状ですので、お近くのセンターに事前確認が必要です。

3実際にかかる費用(ホームページや広告のチェックの仕方)

ホームページや広告を見ても、料金表記がバラバラでわかりづらいとお感じの方も多いはすです。家庭教師センターを選ぶ際に注意する点を挙げてみます。

月謝
月謝を安く見せるために、指導料が何分単価なのか表記されてないセンターがあります。 ほとんどの場合は、60分単価です。センターに問い合せる際には、何分単価の月謝か確認することが必要です。
キャンペーン価格
よく、料金表に『○%オフ』『キャンペーン価格』『○○円~』といった表記があります。 ポイントはキャンペーン価格が通常料金かどうかです。 家庭教師センターによっては最初の月だけこの価格が適用され、翌月から通常料金を請求する会社もあります。
月の指導料以外にかかる費用について
家庭教師センターでは、月の指導料のほかに入会金、月会費、交通費(実費)がかかるというのが一般的です。 ごくまれに月会費以外に『カリキュラム管理費』『教師選抜料』など別途といった不透明な諸費用がかかるというような会社もあります。 また、諸費用を前納(1年分前納など)しなければならない会社もあります。
  • 入会の際に電話やメールで問い合わせた料金以外が後から出てくるセンター、ホームページに記載されている料金と実際の料金が異なるセンターはまず疑ってみる必要があります。

4百聞は一見にしかず

ホームページや資料だけでは家庭教師センターの本当の中身はわかりません。
大切なお子さまを預けるのですから、塾を選ぶときと同じように家庭教師センターを見学し、 本当に信頼できるところなのかをご自身の目でしっかりと見極めることが大切です。
きちんとした支社があること、専門の社員がいること、対応がきちんとできること。
このあたりが家庭教師センターを見極める判断材料になるでしょう。

家庭教師のノーバスでは、本当にきちんとした家庭教師センターであることを確認していただくために、予約なしでの見学を随時受け付けています。

まとめ

以上が、最適な家庭教師を選ぶチェック項目です。

お子さまの目的・目標によっても選ぶセンターも変わってくると思います。 費用も家庭教師を選ぶ大切な要素ですが、まずは教師の数・質や授業、最寄りの支店はどこか・要望に合ったセンターかどうかを総合的に判断してみることです。

このページが少しでも家庭教師を比較検討するうえでお役に立てればと思います。