ノーバスが目指す4つのポイント
私たちができること。それは勉強とこころのケアです。
- 将来の社会的自立にむけた教育の視点
- こころの問題・進路の問題を認識し、サポートします。
- 適切なサポートと学習の空間
- 多様な問題を抱えたお子さまへ、状況に合わせた適切なサポートを行います。
- 働きかけと人との関わり
- 学校復帰や人との関わりあいなど、状況に注意しながら段階を踏んでアプローチします。
- ご家庭とノーバスとの連携
- 保護者さまやお子さまが相談できる窓口「安心こころの相談室」を設けています。
不登校のお子さまがいらっしゃる保護者さまへ
悩み、かかえこんでいませんか?
- このままでは学校の授業も遅れ続けてしまう
- 再登校しても、また勉強がわからないと、行かなくなってしまう
- 受験や進路問題で不安がある
- なかなか相談できる人がいない
- お子さまの将来の可能性を広げてあげたい
こんな悩みがある保護者さまは、ノーバスのケア・アドバイザーにご相談ください。
ノーバスが再登校、受験、編入など新しいスタートに備えて、お子さまの不安を解消します。
お子さまのペースで自宅でお勉強でき、不登校による勉強の遅れも取り戻せます。
不登校生への理解
全国の小・中学校において、推定181,272人の生徒が不登校(保健室登校を含む)となっています。
不登校とは、「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるため年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義されています。
不登校には学校、友人関係、家庭環境、本人の性格や病気など、様々な社会的要因や背景があります。
欠席が続くことによって、情緒的な不安や対人面での緊張感が増大し、ますます学校との距離が広がるという悪循環に陥ることがあります。
欠席が長期化し、家庭にひきこもりがちになると、成長期の子どもにとって、不規則な生活・体調不良・パソコンやゲームばかりする・学習への意欲や集中力がなくなるなどの二次的な問題で完全にひきこもり状態へと発展することもあります。
適応指導教室やスクールカウンセラーが配置されていますが、登校できるようになった生徒は約30%と、不登校生への対応は、まだまだ十分とはいえないのが現状です。
不登校生へのアプローチ
不登校経験を否定的にとらえるかというと、必ずしもそうでもないことが文部科学省の調査でわかっています。(「マイナス」24%に対して「マイナスではない」39%という結果になっています。)しかし不登校経験によるデメリットについては、多くの経験者が「戻ったときに授業に追いつくのが大変」と話しています。そう考えると、不登校期間中の勉強をどうするかが、不登校に伴う一つの課題であることは否めません。
では具体的にどう対処すればよいでしょうか。不登校を改善へと一緒に歩き出すためには、「外からの第三者の風」としての訪問サポートや「相談する他者」の関わりが求められています。実際に会って話のできる相手を作れるという点で家庭教師は、電話やメールなどで行うカウンセリングより第三者の目線から子ども達を見ることができるので、不登校の問題解決に対して、効果的な手段であると考えられます。
独学で、もしくはプラスご家族のサポートで追いつけるならそれで問題はないと思います。しかし、学年が上がるほど勉強の内容も難しくなりますから、そう簡単にうまくいくとはいえません。そもそも不登校自体の原因として「学業の不振」を挙げた経験者も10.3%にのぼり、学校で教わってうまくいかないわけですから、独学ではなおさら困難になってしまいます。
不登校の悩みを抱える生徒は学習が遅れがちとなる傾向があり、精神面でも不安を抱えていますので、これらの問題に対して理解があり精神的にも支えともなりえる家庭教師が必要とされています。ノーバスの「こころの未来」では、不登校への正しい知識・理解に基づく接し方から指導方法まで、専門スタッフによる丁寧な研修をご紹介する教師に対して行っております。
「こころの未来」は学習指導に限定したコースであり、心理カウンセラーや特別支援教育の専門家などを紹介するコースではありません。
コース紹介
- 自宅学習サポートコース
- 復学サポートコース
- 通信制高校フォローコース
- 高卒認定試験対策コース
- 高校進学コース
- 大学進学コース
家庭教師をはじめるにあたって
家庭教師は1対1で授業ができるので、不登校という事情を考慮して勉強が効果的に進められる点は間違いありません。しかも家にいるままで勉強できます。ただし、その教師にかかる責任が極めて大きいので、勉強面でも人間的にも優れた教師であることが求められます。 教師は不登校の間、生徒の勉強をほぼ一手に引き受けなければなりませんし、ただでさえナーバスになっている生徒に不安を抱かせるような人間ではもってのほかです。
私たちノーバスは、不登校の生徒の学習を適切にサポートできる教師の育成に努めています。勉強面はもちろんですが、どんな悩みを抱え、不登校やひきこもりになってしまったのかを理解し、生徒とよくコミュニケーションをとり、温かく励まし、褒め、認めることができる教師であることを何より重視します。
ノーバスでは、学生からプロまで自信をもってみなさまのご家庭に信頼できる教師をご紹介いたします。 環境設定は極めてデリケートな問題ですので、その時のお子さまの状況・状態にあわせた方法をとるのが一番です。そのためにも私たちノーバスに相談をしていただき、より適切な方法を選択していただきたいと思います。
体験談
- 東京都 Aさん
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小学校4年生のときに学校の先生が嫌になり、学校へ行かなくなりました。
母も学校へ行きなさいとうるさく、朝はいつも腹痛が襲いました。小学校5年生の春に母の知り合いからノーバスのことを聞いて見てもらうことになりました。
最初は先生のことを無視し、話しかけたって無駄だよと心のなかで思っていました。それでも先生はいつも笑顔で無理強いすることなく私を信頼してくれて相談もしてくれました。
私の中のわだかまりも薄れ、気づくと先生に何でも相談するようになっていました。夏休み明けには保健室に通い始めることができました。
今は中学で勉強も部活も楽しく頑張ってます。ありがとう先生。 - 埼玉県 Bさん
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中学校に入ってから英語や数学がだんだん難しく感じるようになりました。
部活は楽しんでいたのですが、あるとき他の部員が自分の悪口を言っていたのを陰で聞いてしまい、だんだん学校に行くのが嫌になり休むようになりました。
学校の先生はとにかく来いの一点張りで、親は無理して行かなくてもいいと言ってくれましたが、戻ったときに勉強についていけないと困るので、ノーバスの先生に来てもらうことにしました。
1対1で勉強することにはじめは抵抗がありましたが、先生は優しく丁寧に指導してくださり、人間的にもすごく信頼できる人でした。
学校に戻れるようになった今でも先生には勉強を続けて見てもらっていて、困ったときや辛いときには親身になって相談に乗ってくれるので、すごく支えになっています。
Q&A
- 家にきてもらったり、塾に連れて行くのは逆効果では?
- 本人が強く拒絶する場合など、無理をせずしばらく期間を置いたほうがよいこともあります。 ただ本人を追いつめないようにしつつ、周囲の人間が自分の勉強面をサポートしようと気を配っていることを伝え続けるようにしましょう。