1日に長い勉強時間を取れることは良い事ですが、果たして取った時間全てを勉強に当てることは出来るのでしょうか?集中力は人によって違いますが、平均して集中力が続く時間は約30分前後といわれています。なので集中力が続く時間をベースに考えて、1日に取れた時間を有効に使うための「学習計画」をたてて学習するのが効果的です。  今回はオススメの学習計画の立て方を簡単に紹介していきたいと思います。一例として参考にしてみてください。 1.目標期限から時間を逆算し、目標までにどれだけ時間が残されているかを把握する。 2.目標までに残された時間から、現在から目標まで全体の学習計画を立てる。※詰め込まず時間的にも余裕ある計画を立てる 3.全体の学習計画を立てたら、全体学習計画の中から教科・科目別に短期的な計画を立てる。 4.短期的な計画を立てたら、続いて1日に使える時間の計画を立てる。※最初は30分毎に休憩を入れて計画を立てる。後から自分に合った時間に変更する。 5.立てた学習計画を元に勉強を進める。実際に勉強すると時間のかかる・かからない勉強が 出てくるので微調整する。  上記の様に、長期→短期→1日と学習計画を立てていきます。「詰め込まず時間的にも余裕ある計画を立てる」と書いていますが、自身の学習速度などで予定が早まったり、体調不良で勉強できない、疲れて眠いといった不確定な要素もあるので、余裕を持った計画を立てることで時間を微調整していきます。日常生活中にも空いた時間は多くあるので、その時間も有効に活用する事も大切です。 また、学習内容の「記録」を残しておく事で、学習状況や時間の使い方の把握、達成感も得られます。学習の時間を、感覚ではなく目で確認でき、効率よく質の高い勉強が出来る様に習慣化していくので、是非学習計画を立ててみましょう。