自分の現状を知って目標を設定しよう
勉強をスムーズに進めていくために必要なことは、自分の現状を正確に知ることが大切です。現状を理解していないと、ムダが多くなり、弱点を克服する確率が低くなってしまいます。現状を理解するというとは、自分の粗探しであると思ってください。 現状がわかったら、目標をたててレベルアップを目指します。では、自分の現状を知り、目標をたてるためにはどうしたらいいのでしょうか。 まずは、過去問をやることで、自分の現状を知ることからスタートさせます。簡単に言ってしまえば、過去問であなたがどれだけ点数をとれるかどうかです。現状を確認するためには、過去問を覚えるためのツールとして活用するのではなく、テストと同じ条件でやることが大切です。 テストを受けている状況を作り出し、自分にプレッシャーをかけることで、本気モードに持っていくことが可能です。そこで自分が何点とれるのか?ここがとても重要です。本気モードで過去問を解くことで、自分の弱点、理解度など、克服しなければならない部分が明確になっていきます。 弱点などが明確になったら、いよいよ目標設定です。目標を確認することは、目標点を定めることを意味します。つまり、目標点があるからこそ、志望校の合格ラインに沿って的確で効率的な勉強ができるようになるのです。志望校の合格ラインの資料などは、担当の先生の力を借りるのもいいですし、確かな情報を確認するようにしてください。 目標点を決めることで、後は志望校の合格ラインを目指すだけです。多くの受験生が、過去問は最終ツールと思っているようですが、それは大きな間違いです。現状を真っ先に理解しておいたほうが、勉強効率は増します。 もっともやってはいけないのが、最後まで現状が分からない状態になってしまうこと。自分の現状を知って、目標を設定することで、あなたは着実に合格に近づくことになるのです。過去問をもっと有効活用してみませんか?