正しい学習計画の進め方
正しい学習計画を作成することによって、脳に内容を記憶させ、受験に備える姿勢を手に入れることができます。学習計画において大切なことは、「いつ何をやるか?」が重要なポイントとなってきます。闇雲に勉強しても脳が内容を記憶するとは限りません。 すべての物事に共通して言えることですが、まずはスケジュールを明確にして、適切に作業を進めていくことが重要です。そこで今回は、正しい学習計画になるように、参考書、問題集、そして過去問の活用法を解説したいと思います。 多くの人が参考者や問題集、過去問をごちゃまぜにして勉強しています。簡単にまとめると、まずは「理解」させ、次に「記憶」し、最後に「時間調整」をするのが正しい学習計画になります。 1:まずは参考書を活用して「理解」を深める参考書は理解度を深めるためには欠かせないツールです。ただし、あくまで理解することが重要なので、立ち止まらずにどんどん進めて行きましょう。そもそも参考書は、問題集などでわからない点が出てきた時に参考するツールです。ですので、覚えるためのツールではないことを理解しましょう。 2:続いて問題集を活用して「記憶」させる参考書で理解を深めたら、問題集をどんどんこなしていきましょう。ポイントとしては、繰り返し行なうことです。参考書はあくまで理解と把握程度の活用でしたが、問題集の時点では、完璧に問題を解けるようにしましょう。理想としては、問題を見ただけで「答え」がイメージできる状態になることです。わからない部分があれば、参考書を取り出して、再度確認しながら進めていってください。 3:最後に過去問を活用して「時間調整」を行なう過去問は本番を想定しながらやるようにしてください。つまり、受験と同じ時間で解くことで、受験会場をイメージすることができます。もし、時間が余るくらい余裕があれば、その場で見直しに費やしてミスがないかを確認してください。注意して欲しいのは、時間が足りなくても続行せず、そこで終了にすることです。こうすることで、時間感覚を身につけることが可能になります。 参考書、問題集、そして過去問。これらを効果的に活用することで、正しい学習計画を作ることができるのです。