勉強にはコツというものがあると思います。コツを知っていれば、効率を上げることができますし、無駄な時間を使わなくて済みます。それに余計なストレスを溜め込む必要もありません。どんなに勉強しても効率的だとは思わない、ストレスばかりが溜まって集中力も持たない、そんなあなたに学習を知り尽くしている人の勉強をご紹介したいと思います。  必ずしも効果があるとは限りませんが、いいところは取り入れて実践してみると、少しでも学習効率がアップするかもしれません。それでは学習を知り尽くしている人の勉強法を解説していきたいと思います。  1:勉強のスケジュールを明確にするまずは具体的な勉強におけるスケジュールを立ててみましょう。たとえば、4月~6月は暗記に専念する期間、7月~9月は基本問題にあてる期間、10月~12月は応用問題にあてる期間、1月~2月は過去問題にあてる期間といったように、それぞれの学習を明確にしてみましょう。 高校3年時ではいかに勉強における年間計画を立てられるかが鍵になってくると思います。スケジュールに沿って勉強をすることで、効率化させることは十分に可能ですし、ムラがなくなるはずです。集中力やモチベーションも保つことができるでしょう。  そして、必ずしも学校のペースに合わせることはありません。むしろ、学校のペースは一切無視して、自分のペースを貫いて理解に努めたほうが効率的になります。何事も基礎を固めることが大切になってきます。自分のペースで無理なく勉強することで、応用問題もかんたんに解けるようになるはずです。学校に合わせてやってしまうと、真の実力を発揮できないこともあります。コツを知っている人は皆、自分のペースで勉強し、成績を上げています。  また、睡眠時間にこだわってみるのもいいかもしれません。たとえば、夜の9時に寝て、朝の3時に起き、通学するまでに勉強するといったスケジュールも大切でしょう。そもそもゴールデンタイムなどはテレビがおもしろかったりと誘惑が多いので、勉強に集中できないことがほとんどです。しかし、夜中の3時ともなれば、そのような誘惑がなく、無音で集中できる状態を作り出すことができます。  また、深夜の勉強はだんだん眠くなるため、どうしても集中力がもたないことがあります。だとすれば、早起きしてどんどん目が冴えていく状態で勉強したほうが効率的です。睡眠と起床を上手に使うというのもおすすめできる手法です。   2:必ずしも王道的な勉強法をする必要はない王道的な勉強法の代名詞となっているのが、教科書にアンダーラインを引くことではないでしょうか。そもそも、教科書に載っていることはすべて重要であって、アンダーラインを引くことには大した意味はありません。それよりも、その物事に対して、書く、声にだすといった手法を交えながら勉強したほうが、記憶できると言われています。  また、徹夜をすることで少しでも情報を頭にインプットするというのも王道的な勉強法だと思います。しかし、この方法もあまり効率的なものではありません。そもそも記憶は寝ることで脳に保存されるため、十分な睡眠がとれないと記憶がストックされにくくなります。最新の研究でも明らかになっていますが、脳は睡眠することで、情報を記憶するようにできているそうです。  つまり、徹夜をしてしまうと、脳のサイクルを乱すことにつながります。よって、記憶力を低下させてしまうのです。ですから、徹夜は避けて、正しい勉強法を行なってください。  いかがでしたでしょうか。スケジュールを立てて、それに沿った勉強をすることはとても大切だと思います。その方が物事をしっかり覚えられると思うので、ぜひ実践してみてください。