誰もが受験対策期間中はピリピリするものです。そして、過去問などやテストを行った時に出来が悪いと、ひどく落ち込んでしまうこともあるでしょう。そうなると、やる気がわからなかったり、モチベーションを保つことができないはずです。  そこで今回は受験対策で落ち込んだ時の対処法を解説したいと思います。とは言っても、学習内容を見直すような方法ではありません。考え方を変えるというコンセプトで対処していきます。  それでは受験対策で落ち込んだ時の対処法を解説していきます。   1:学歴は死ぬまで残ることを胸に!昔から学歴というものは、その人物のステータスとして重要なものでした。現在ではやや人物重視の社会になってきてはいますが、やはり学歴はどこに行っても重要なものになります。特に大手企業では、今でも採用時には学歴をひとつの判断基準にすることがあります。  受験勉強をしていると、他の物事は考えられないかもしれませんが、ちょっとだけ未来を思い浮かべてください。学歴は死ぬまでついてまわるものですから、間違いなくあなたの今後の進路に影響すると思います。そこであなたは笑っているのか、笑っていないのか。これがとても重要なことになるでしょう。  今は大変だと思いますが、学歴は高いほうが有利であることに間違いありません。決して不利になることはないので、とことん高みを目指すようにしてください。大学生活における不安などは入学してからの話です。ほとんどの日本の学校は、合格をしてしまえば、卒業するのは決して難しくありません。  つまり、入学試験のときだけ猛勉強することが必要なのです。今、受験勉強で落ち込んでいるのなら、このように未来をイメージしてみてください。落ち込んでいる時間を有効活用して、どんどん前に進んでいきましょう。  気が付けば、受験勉強が捗っていることもあるでしょう。あなたの努力次第でいくらでも学歴は高くできるのですから。   2:受験勉強をする期間は人生のなかでとても短いことを知ろう!エスカレーター式に進学できる人をはじめ、推薦入試で進学する人もいますが、ほとんどの人が受験を経験して進学するはずです。今あなたが受験対策で落ち込んでいるという経験は、多くの先輩たちも同様に経験してきていることなのです。  学生である以上、さまざまな悩みを持って勉強をするのは当たり前のことです。先輩たちもあなたと同じようになかなか成果が上がらないことに落ち込んでいたことでしょう。しかし、いい大学に行くために必死に勉強したのです。  しかし、いざ合格してしまえば、苦しかった受験対策期間のことなど、忘れてしまうものです。しかし、大変だったけどいい経験だったと思える日が必ずやってくるはずです。受験対策期間中の努力は、あなたが社会人になった時にもいい影響を与えてくれることでしょう。  つまり、受験勉強が大変なのは現時点だけなのです。入試までの期間はだいたい1年しかありませんが、人生のなかでその期間をみると、とても短いことがわかるはずです。ですから、ひたすら勉強に打ち込んでみてください。苦しい1年を耐え抜いて、結果を出すことができれば、あなたの未来は美しいものになるはずです。  落ち込んでいる時は息抜きがいいと言いますが、そこは意識を変えて、机に向かって勉強しましょう。  イメージはとても大切なことです。「こんな自分になりたくない」という願望は誰もが持っていることですからそうならないためにも努力をしなければなりません。受験対策期間はたったの1年。それを考えれば、あなたのすべきことはひとつのはずです。  あなたには無限大の可能性があります。とことんやってやりましょう!