なかなか勉強が続かないと悩んでいませんか?そんなときは、いかにして勉強を継続させることができるかを考えてみましょう。闇雲に勉強しても、すべてが記憶されるとは限りません。最高の状態で勉強をすることができれば、記憶もしやすくなります。 今回は上手に勉強を継続させるためのポイントを解説していきたいと思います。ちょっとした工夫をするだけでも、勉強がやりやすくなったり、向上心が増すものです。現時点の勉強法があなたに合っているかも確認しながら、チェックしてみてください。 それでは、上手に勉強を継続させるためのポイントを解説していきたいと思います。  1:時間と場所を見直してみるまずはあなたにとって勉強が習慣化しやすくなるように心がけましょう。いわゆる、時間帯、いつもの場所へやって来ると、何も考えなくとも勉強モードになれるような状況を作ることが大切です。習慣化することができれば、勉強が苦ではなくなるのでおすすめです。 かんたんに言ってしまえば、学校の時間割が該当すると思います。いつものように学校に行き、時間帯によって授業が始まる。これは完全に習慣化のひとつです。それをあなたの自宅でもできるように整えていけばいいのです。最初は苦労するかもしれませんが、慣れてしまえばこちらのものです。 続いては、集中力が高まるように調整することが大切です。集中力を高める条件というのは、人によってまったく違います。騒がしい場所がいいという人もいれば、静かな場所がいいという人もいます。 自分にとって集中出来る場所とはどこなのか?そして、どの時間帯が一番勉強をしやすいのかを考えてみてください。勉強しやすい場所の定番となっているのは、ファミリーレストランや図書館だと思います。一方で自宅ですが、想像以上に誘惑が多いため、できるなら外出して勉強することをおすすめします。   2:学習記録をつける勉強をする上で復習をすることはとても大切なことです。そして、復習がスムーズに行えるように工夫をすることも大切と言えるでしょう。復習は翌日だけという人が多いですが、それだけでは不完全だと思います。 理想的な復習のやり方としては、翌日に行ったら、次は1週間後に行います。そして最後に1ヶ月後にも行うことで、期日が経過しても記憶を忘れずにストックさせることができます。復習を多く重ねることで、自分の苦手な範囲というものがわかってきます。これにより、どの範囲に力を注げばいいのかが明確になることでしょう。 復習しなければならない範囲がわかるということはとても大切なことです。他にも、どれだけ勉強したかを日記のように記録するようにしてください。人間はどれだけ物事をこなしたかを確認することで、モチベーションを保つことができます。 書き方は特になく、自分で一目見たときにわかりやすいように書くといいでしょう。具体的な数字などを添えてあげると、わかりやすくなると思います。これによって、学習の進捗度を把握することができるので、達成感を得ることができます。   3:覚えたことはアウトプットする勉強をする上で大切なことは、自分が本当に理解できているかをチェックすることだと思います。書くだけでは100%の理解にはつながりにくいので、自分が覚えたことは、友人などに話すようにしてください。 このように理解した記憶をアウトプットすることによって、情報を整理することができるだけでなく、自分の盲点を発見することもできます。また、アウトプットすることで、覚えた記憶を鮮明にすることができます。自分の学習内容を上手に会話に駆使することで、明確な記憶をストックさせることができるわけです。 また、会話をすることで、自身とは違った視点のレスポンスがあることも考えられます。もしかすると、自分が間違った解釈をしていることもあります。その場合、それを解決することでより理解度を高めることになり、記憶も鮮明になるはずです。   4:睡眠は十分にとること学習内容を脳にインプットしたら、その情報を整理することが必要になります。そのためには、約6時間の睡眠が必要となることがわかっています。これは「レミニセンス効果」で、記憶から一定時間経過後になると、記憶を想起しやすくなるというものです。 睡眠を削って、ひたすら勉強をしている人も少なくないと思いますが、それは逆効果となる場合もあるので、しっかりと勉強時間を定めて、6時間は睡眠するように心がけてください。無理をしてもいい結果は生まれないと思います。   また、反復練習はメリットとデメリットを持っています。メリットとしては、成果が期待できる点ですが、一方のデメリットは、抑制効果が働いてしまうことです。抑制効果は集中力を低下させるだけでなく、やる気を奪います。 ですので、無理のない程度に勉強をすることが大切です。