高校受験まで後すこし!冬の勉強はどうすべきか?
高校受験まであと少しとなりました。冬は正念場となるのは誰もが理解していることでしょう。しかし、多くの学生がここで勘違いをしてしまいます。もう冬になれば、勉強法云々ではなくなる・・・と。このように思っている学生は意外にも多く、一歩間違えてしまうと受験に失敗する可能性もでてきます。そもそも、冬には冬の勉強法があるので、それを着実に進めていくことが大切になってきます。 第一に冬だからといって、勉強を放棄してはいけません。冬になっても計画通りに勉強する事がもっとも重要なことであり、入試をスムーズにするために少しでも調整する必要があります。ここで問題となるのが、周囲の人などにペースを合わせてしまうことです。周りや先の事に流されてしまっては、自分の勉強ができませんし、結果を出すことも難しくなります。 だからこそ、できる範囲の事をしっかりとやり遂げる生活をしていきましょう。勉強も大切なことですが、まず冬にやっておかなければならないことがあります。それは「志望校の確定」です。これは現在の自分の偏差値が大きく影響する部分のため、何度も話し合いの席が設けられることだと思います。あなたが目指している高校の難易度と照合して、最善の進路を決定するわけですが、どの時点で確定するかを決めるのがこの時期です。時として、ここで妥協することも必要になってきます。 ほとんどのケースでは、12月の三者面談までには確定するようになっています。ここで注意したいポイントは、一つの高校に固執しすぎてしまうことです。確かに自分が目指すべき高校は一つだけだと思ってしまいますが、それが最善の進路ではなかった場合、モチベーションが大きく低下する原因になってしまうことがあります。 進路相談で厳しい現実を言い渡された場合、モチベーションが低下する学生がほとんどであり、高校受験に失敗してしまうケースは少なくありません。このように希望を持つ事はとてもいいことなのですが、そればかりに執着することはあまりおすすめできません。ここでは、自分の将来について冷静に考えていくように心がけてください。 第一志望校を決定したら、あとは第一志望校合格のためにベストを尽くすだけになります。さまざまな勉強法を取り入れることも大切ですが、もっとも重要なのはあなたに合った勉強法を確立することだと思います。間延びしていたり、無理をした勉強をしていると、失敗する可能性が高くなります。合格への道を考えるなら、自分に相応しい勉強法をすることが重要です。 そして高校受験を成功させるために冬にすべき勉強法というのは、過去問や難易度の高い問題にトライして、少しでも多く解けるようにしていくことが大切になります。また、英単語、漢字などはできるだけ覚えるように心がけ、100%に近づけましょう。入試が近づくにつれて、高度な学習をすることが基本になりますので、基礎的な事はすべて終わらせている必要があります。 そのため、すべての科目における基礎的な部分は、遅くても秋が終わるまでには終わらせておくようにしてください。冬はとにかく情報量を増やして、どれだけ記憶できるかが鍵になってきます。高校受験というものは、ライバルとの戦いではなく、己との戦いになります。そのため、周りのペースに合わせていても一向に上達することはありません。 自分のレベルを上げることが大切なので、自分にできる勉強はすべて行うことが大切になります。