高校受験のための勉強法を確立させる
高校受験まであまり期日がなくなってきました。まだ、不安要素がたくさんあって、なかなか効率が上がらないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。でも、安心してください。今からでもあなたの勉強法が確立されれば、受験を成功させることができます。まずは、ひとつずつ不安要素を解消していくために、効率的な勉強ができるようにしていくことが大切です。 高校受験を成功させるために大切なことは、いくつかありますが、特に大切なことは、勉強法を確立させることです。効率よく勉強が出来る人のほとんどが、自分なりの勉強法を確立しています。これは特に誰に教えられたわけでもなく、自分がやりやすいようにやっていることが多いようです。そこであなたは自分がやりやすいように勉強ができているでしょうか?どこか勉強法を確立すると聞くと、難しく考えてしまうものですが、内容はいたってシンプルそのものです。 勉強法において特別な事をすることは一切ありません。それに高い参考書などを揃えることもありません。ただ単純に自分に合った勉強のやりかたを見つければいいだけです。これを見つけるためには、あらかじめ用意しなければならないことがあります。それは「土台」です。土台となるのは、「勉強を習慣づけること」です。高校受験はいつからやっても問題ありませんし、むしろ早いに越したことはありません。ほとんどの学生が3年生になったら本腰を入れて、今までよりも多くの時間を毎日の勉強に費やすことになります。しかし、人間の記憶量には限界というものがあります。つまり、一日に覚えられる知識の量はおおまかに決まっています。多くこなせば、その分だけ覚えることができるかというと、そうではありません。 人間は1日に覚えた約70%もの知識を忘れてしまうようにできています。これは人間の本能的な部分であり、仕方のないことです。よって、闇雲に勉強したところで、逆効果となってしまうことが多いわけです。しかし、ここで諦めてはいけません。単純に考えれば、毎日やった事の30%を確実に記憶していけばいいわけですから、毎日の勉強が鍵になってきます。 確実に30%を記憶させるためには、スケジュールを明確に立てて、できるだけ記憶しやすいように勉強していくことが大切になります。まずは明確なスケジュールを立てて、1ヶ月のカリキュラムを作りましょう。それに沿って、ストレスがたまらない範囲で勉強していってください。このとき、自力でやるのはもちろんのこと、家庭教師や塾に通うのも自由です。 いずれにしても、あなたがやりやすい環境を見つけることが大切です。どれが一番学習効率がよかったと感じるか、どれが一番やりやすかったか、どれがストレスなく集中できたかなど、人によって学習の良し悪しを判断する基準は違います。 そもそも、中学までの学習は基礎がメインとなっているため、必ずしも深く学ぶ必要はないレベルになっています。つまり、必然的に覚える学習量は決まっているということです。これをスケジュールの中で計画性を持ってこなしていけば、すべてを把握することは不可能ではありません。高校受験用の参考書にしても問題集にしても、計画性を持ってやれば必ず終わります。最初から分厚いな・・・と感じてしまうからこそ、スムーズに着手できないのです。スケジュールがしっかりとしている勉強法を確立することができれば、必ず短期間であっても効果が期待できます。 毎日の積み重ねは、4月にあなたを笑顔にしてくれることでしょう。日々の勉強を習慣づけることで、確実な受験対策ができます。