高校受験対策は順調に進んでいるでしょうか？苦手分野の克服や意識の持ち方はとても重要です。いかに効率的な学習ができるか、そして傾向と対策をつかめるかが、高校受験を成功させるポイントになることは言うまでもありません。科目はいくつかありますが、高校受験を成功させるためにもっとも大切な科目が「国語」といっても過言ではありません。 しかし、ほとんどの学生が国語に対して苦手意識を持っています。それは古文や漢文の影響が強いからでしょう。しかし、国語は、他の科目と比較しても点数が取りやすい科目です。国語の一般的な問題に関しては、苦手意識はないものの、どうしても古文や漢文となると、日常生活において馴染みがないため、苦手意識を持ってしまう学生が多いようです。  実際に古文や漢文における問題では、なかなか点数を取れないという学生がほとんどのようです。しかし、理解すれば点数が稼げるかもしれない国語を苦手意識のせいにして学習しない行為は、大変もったいないことです。だからこそ、国語の受験勉強においては、最初の段階でやっておく事を明確にすることが大切です。  その最初の段階でやっておく事とは、「古文と漢文になれる」ということです。苦手意識を持ったまま何もしないと、古文と漢文の成績を上げることは一生できません。だからこそ、古文と漢文になれることが大切になります。古文と漢文は、二年間の積み重ねをもってしても、なれないという学生がほとんどです。そして、いつしかその苦手意識は、国語は現代文で点数稼ぎをするものといった意識を芽生えさせてしまいます。  確かに現代文は点数稼ぎには最適なのですが、古文と漢文の方が点数稼ぎには特化していると思います。今からでも十分間に合うので、まずは古文と漢文の特徴を掴むことからはじめてください。抵抗なく問題を解くことができるようになったら、それは慣れてきている証拠です。それだけ、古文と漢文における力が身に付いたことになります。  国語全般に言えることなのですが、難しく考えてしまうがために効率を下げているのです。読み解く順番だったり、訳すときの順序に注意することができれば、スムーズに理解することができるようになります。少しでも上手くいかない、面倒くさいと感じてしまうと、苦手意識を高めてしまうばかりです。マイナスな要素を大きくしないためにも、まずはきっちりした勉強法を立てることが大切です。  具体的なスケジュールを立てることができれば、それに沿って勉強していくだけなので、モチベーションを保つことができますし、やる気を向上させることにもつながります。誰でも第一志望校合格を目指しているわけですから、それを実現させるためにも、苦手意識はどんどん排除していきましょう。苦手を得意にすることができた分だけ、受験成功率は高まっていきます。 高校受験は国語の出来によって大きく左右されると言えます。実は将来性もかかっていると言っていいでしょう。文系の分野を目指していきたいと考えている学生は、いま国語を理解していおかないと、後に良い点数を取れないケースが出てくる可能性もあります。  いずれにしても、後で悩む時が必ずあるということです。だったら、いま古文や漢文をとことん知っておきましょう。そして、苦手意識を持たないようにしておくことが大切です。これは古文や漢文を将来使う・使わないといった問題ではありません。  点数にできる分野なのですから、そこに個人の価値観は必要ないのです。国語を極めて、受験を成功させましょう。