社会という科目はとにかく暗記が重要になります。特に歴史は暗記そのものですが、地理もまた暗記がメインになってくるので、どんどん覚えるようにしていきましょう。国の名前をはじめとして、首都、県庁所在地、地形の名前などをしっかりと覚えることができれば、それだけ点数を稼ぐことができるのが地理の魅力です。このように特に難しい勉強法は必要ありません。  覚えれば覚えるだけ高得点が期待できるようになるので、あなたが目指す第一志望校への合格も夢ではないと思います。それに高校受験における地理は、点数がとりやすいことで知られています。地理における情報を知っていれば知っているほど、高い点数が狙うことができるので、地理は点数稼ぎに特化した分野と言えます。  地理自体、ひねった問題を出しにくいということもあって、出題は基礎をそのまま出す傾向にあります。そのため、出題にばらつきが少なく、暗記がしっかりとできていれば、60~80点は狙える分野であることは言うまでもありません。暗記が物を言う社会では、地理における問題は絶対に落とせないという考え方を持って勉強するといいかもしれません。とはいえ、地理自体に興味がないという人も少なくないでしょう。そんなときは地理を覚えるという考え方を捨てて、得点稼ぎのための分野という考え方にするといいでしょう。少しでも自分にとってマイナスな要素を浮かべることがなくなれば、それだけスムーズに勉強をすることができます。このように考え方を見直すことも大切なポイントになります。  高校受験を成功させるためにも、必ず地理は1つも落とさない気持ちで挑めるようにしていきましょう。では、高校受験対策をする上で、地理で重要なポイントは何なのか。それは都道府県の位置と県庁所在地を徹底して覚えることです。これは日本人である以上、知っておきたいものですから、これを機に覚えるイメージで暗記していきましょう。日本の地理を覚えたら、次は世界全体の国名と首都を覚えるように進めていってください。この時、国と国が開催するイベントや特産物などとセットで覚えると、記憶しやすくなります。何かを関連付けて覚えることが、暗記のコツです。地域ごとの地形なども、そのようにして覚えていくと忘れにくくなるため、いつでも答えられるようになります。  地理は日本における分野だと生活に密着しているため、答えやすいと言えます。しかし、世界における分野にもなると、全く密着していないので、やや抵抗感があるかもしれません。この点の意識を上手に変えることができれば、日本であっても世界であっても隔たりなく勉強することができるようになります。興味を持って覚えることができるようになると、それだけ暗記がしやすくなります。日本の分野なら、まずは自分の住んでいる近隣から覚えていくのがいいでしょう。位置関係も把握していることですし、ほとんどの人が答えられるのではないでしょうか。徐々に遠方に進んでいき、何かを結びつけて覚えるようにすれば、確実に覚えることができます。  一方で世界は自分が興味ある地域から覚えていくといいでしょう。まずは大雑把な覚え方をして、だいたいの国名を把握し、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米と覚えていくようにしましょう。いずれにしても大切になってくるのは、位置関係の把握です。社会科は暗記することでしか、高みを目指すことができません。暗記に強くなれるようなトレーニングを積むことも重要です。