理科の高校受験対策
高校受験対策は順調に進んでいるでしょうか?特に理科は、好き嫌いがはっきりする科目でもあります。しかし、理科は仕組みを覚えてしまえば、基本的には点の取りやすい科目といえます。単元ごとの関連性というものはあまりないので、つまずくポイントというものが少ないことでも有名です。 しっかりと一つずつ覚えることができれば、点を取りやすい科目であると同時に、点の取りこぼしもなくなるので、理科をマスターしてしまえば、確実にあなたの偏差値をアップさせることができます。理科に苦手意識を持っている人は、まずはジャンルに分けて、一つずつ勉強していくことが大切なテーマになってきます。 高校受験の理科というのは、生物をはじめ、運動とエネルギー、化学変化とエネルギー、地球と宇宙の4種類に分けることができます。特に生物は、生活に密着している部分もあるため、理科に苦手意識を持っている学生でも着手することが多い分野だと思います。生物のメリットはとても覚えやすく、点数が取り易いということでしょう。そのため、生物は他の分野と比較しても、リラックスして勉強すれば、特に問題はないと思います。あまり深く考える必要はないでしょう。 理科に苦手意識を持ってしまう分野として挙げられるのが、おそらく「運動とエネルギー」でしょう。なぜなら、この分野では、公式がたくさん出てきます。とはいえ、これは数学ほど難しいものではありませんので、仕組みを理解していれば答えられます。ひねった問題が出されることが多いですが、基礎さえ学んでしまえば、何も怖がることはありません。最初は苦痛かもしれませんが、公式を覚えてしまえば、意外にもあっさりと解けるようになるはずです。ですから、公式を入念に覚えて、いくつか問題をこなすようにしましょう。続いて、化学変化とエネルギーという分野ですが、これは主に酸化・還元反応と電流となっています。そのため、酸化・還元における勉強は、酸化銅と炭素の反応を重点的に勉強すれば問題ないと思います。あまりにも広く勉強してしまうと、それだけストレスになりますし、苦手意識も強くなる可能性がありますので、重点的に絞って勉強することをおすすめします。こちらは覚えるまでにやや苦戦するかもしれませんが、仕組みが理解できると難しい分野ではありません。 そして、地球と宇宙は、趣味によって好き嫌いが分かれる分野といっていいでしょう。あまり身近ではない分野ということもあって、小中学校側としても、そこまで重点的に学習しない背景もあります。そのような分野なので、なかなか克服することが難しい分野といってもいいでしょう。しかし、それを逆手にとって考えてみてください。地球と宇宙は誰もが苦手意識を持っている分野だからこそ、捨てる可能性が高いのです。だからこそ、しっかりとこの分野を勉強しておけば、差をつけるチャンスにつながります。ですから、少しでも点数が稼げるように小分けにしながら覚えていくといいでしょう。 高校受験にはさまざまな科目がありますが、理科の勉強法は暗記がものをいいます。社会においても暗記こそが全てと言えますが、理科もまた同様なのです。知識と公式を固めることができれば、それほど怖くない科目といっても過言ではありません。運動エネルギーなどの例題を問題なくこなせるようになれば、間違いなく理科で点数を稼げるようになるでしょう。 理科は物事を覚えてしまえば、点数が取りやすい科目なのです。だからこそ、理科は入念に勉強するようにしてください。常に公式などを暗記できるような工夫をすることが大切になってくると思います。