受験に合格するためには、「受験の心得」を理解しておく必要があります。誰でも試験が間近になってくると落ち着かなくなるものです。ほとんどの人が「もっと勉強したほうがいいかな…」と感じてしまい、新しい知識をさらに身に付けようとします。しかし、新たに知識を身につけるよりも、今まで積み重ねた知識をしっかりと確認して整理することが重要です。  冷静さを欠いてしまうことが多い試験日までの期間は、落ち着いて見直しをして自分を安心させることに使いましょう。とにかく地に足が付いていない状態で受験当日を迎えることのないようにしましょう。そこで今回は試験当日までの受験の心得をご紹介します。マイペースで構わないので、目標を達成することが大切です。1:風邪をひかないようにしよう風邪はいつ発生するか分かりません。もしも、体調を崩してしまうと、一年間の努力が無駄になってしまう可能性も考えられます。そのため、毎日健康管理に努めて、自分の体に気を配るようにしてください。風邪は体が疲れているときに掛かりやすいので、食事の量や栄養のバランスを考えて、健康的な毎日を送るようにしてください。  2:猛勉強で夜型だった人は昼型へ人間の脳はきっちりと働くことが分かっています。そのため、しっかりと脳が働くのは目覚めから2~3時間後と言われています。脳の機能が最大限に活かさなければ、ベストパフォーマンスを発揮することができません。もし猛勉強で夜型になっていた人は、試験の時間に合わせた生活設計に切りかえるようにしてください。  3:試験場の下見は入念に行うこと何よりも試験場を知っておくことは重要です。道順はどのようにすべきか、所要時間はどれくらい?交通費はどれくらい?などなど、もし大勢で試験場に集合するなら、その集合時間などは事前に確認しておきましょう。特に所要時間は入試当日の時間に合わせることが必要です。そのためにも朝のラッシュ時に試験場の下見を行うようにしてください。  4:勉強はポイントを整理することを心がける正直なところ、今から無理にがんばって勉強したとしても、知識の引き出しはそこまで増えません。なぜならすぐそこまで試験日が迫っているからです。誰でも多少の冷静さは欠いてしまう時期なので、今から勉強しても効率的とは言えません。だからこそ、整理ノートで知識の確認程度に留めるようにしましょう。今までに覚えてきた知識の再確認をすることが大切になります。勉強をするのではなく、時間のある限り何度でも覚えた知識を確認することが大切です。ノートに記入している人は、よく目を通すようにしてください。  5:受験校の出題傾向・形式などは入念にチェックしておくことあなたが受ける学校の出題形式と傾向は時間をかけて入念にチェックしておくようにしてください。そうすることで対策をすることができます。過去3年くらいはしっかりと調べておくことをおすすめします。対策がしっかりと取れていると、落ち着いて試験を迎えることができるでしょう。ただし、公立高入試と私立高入試では出題傾向が異なるので注意が必要です。まずは、それぞれの過去問題を解いて慣れるようにしましょう。  これらの5つのポイントがしっかりとできていれば、少しは安心して試験日を迎えることができると思います。ただし、あなたがもっとも落ち着ける、冷静になれるといった物事があればどんどん絡めていってください。自信を持って試験日を迎えることができるようにしましょう。