面接試験の流れと注意したいポイント
面接試験には流れがあり、それぞれ注意したいポイントがあります。そこで今回は、一般的な個人面接試験の流れと、注意したいポイントについてそれぞれ解説していきたいと思います。 1:まずは控え室で待機まずは控え室に入って待機することから始まります。しかし、実はこの時から面接試験はスタートしているので、うろうろしたりと落ち着きのない行動は避けましょう。間違っても騒いだりするような行為はせずに、静かに落ち着いて順番を待つように心がけてください。面接試験はもう始まっていると心に言い聞かせましょう。 2:入室したら正しい行動で控え室で待機していて、名前を呼ばれたらいよいよ入室することになります。名前を呼ばれたら、大きく元気な声で「はい」と返事をするようにしましょう。そして、入室する際のポイントとして、背筋をピンとのばして、しっかりと歩くことです。そして、試験会場となる部屋のドアをノックし、返事を聞いてからドアを開けるようにしてください。 必ず「失礼します」と言ってから入室し、振り向いてゆっくりとドアを閉めてください。くれぐれも後ろ手でドアを閉めるようなマナー違反はしないようにしましょう。ドアを閉めたら、その場で丁寧に一例してください。これで入室は完了です。 3:着席は落ち着いて入室したら椅子のところまで歩き、もう一度椅子の横で「一礼」してください。ここでうっかり座ってしまうと、減点対象になってしまうので注意しましょう。必ず一礼後に試験官から「どうぞ」と言われてから着席するようにしましょう。そのとき「お願いします」と一言そえてから、着席するようにしてください。 4:面接中は注意したいポイントがいっぱいいよいよ面接になるわけですが、まずは話し方の注意ポイントから説明します。基本は早口にならずに丁寧に大きな声で話し、答え方は「はい」「いいえ」を使って、応答の語尾は「です」「ます」調にしましょう。ここで焦ってしまい、敬語の使い方を間違えてしまうケースが多いので、事前に練習しておくようにしてください。 なお、質問が聞き取れなかった場合は、遠慮することなく「もう一度お願いします」と言って確かめるようにしてください。また、「あのー」「えーっと」といったような曖昧な表現は使用してはいけません。そして話をするときは、必ず試験官の目を見て話するようにアピールしてください。 ほとんどの生徒が緊張して言葉に詰まってしまいますが、言葉が詰まることは結果に影響することはありません。そもそも試験官の先生は、受験生が緊張していることなど分かっていることです。ですから、安心して丁寧な言葉で回答するように心がけましょう。そしてなによりも、嘘をつくことはやめましょう。特に知らないことを聞かれた場合は、正直に「分かりません」と答えてください。 世の中には、面接突破のためにマニュアル本のような書籍が多く市販されていますが、それを鵜呑みにしてそのまま実践しても、試験管にバレてしまうだけでマイナスのイメージにしかなりません。ですので、自分の言葉で話すようにしてください。 5:退室も気を抜くことなく面接が終了したら退室になります。このとき、静かに立ち上がって、椅子の横で「ありがとうございました」と言いながら一礼してください。そしてドアの前まで歩いたら、試験官の方に振り向いて、一礼してからゆっくりと退室するようにしましょう。くれぐれもドアを乱暴に閉めたることのないようにしてください。最後まで気を抜くことのないように心がけましょう。