何事も基礎が重要になります。基礎は土台として考えることができるので、誰でも知っている当たり前のことができるようになれば、ミスをいくらでも減らすことができるようになります。逆に土台がぐらぐらしている状態では、ミスばかり起こしてしまい、成績を上げることが困難になるでしょう。  成績優秀な人々は、当たり前のことを確実に実行できる力を持っているだけです。つまり、どんな成績が悪くても、基礎がしっかりできれば、いくらでも成績を上げることができます。勉強はセンスと捉える人も多いですが、そんなことはなく、努力の賜物だと思います。努力次第でいくらでも成績はアップします。  では、その基礎を築くためにはどうしたらいいのでしょうか。ここで重要なテーマとなるのが勉強のプロセスを理解することです。プロセスが曖昧だと無駄な時間を使ってしまったり、遠回りして覚えようとしてしまうため、効率的ではありません。それにモチベーションを低下させてしまう原因になることもあるので、まずは勉強のプロセスをしっかりと理解するようにしましょう。  勉強のプロセスは大きく分けて6つあります。そして、それぞれステップを踏んで確実なものにしていきます。それではそのステップについて解説していきましょう。   勉強のプロセスのステップとは?ステップ1:目標まず、あなたが何を達成したいのかを明確にすることが重要になります。たとえば、どんな分野を克服したいのか、ここをもっと完璧にしたいなど、目標はたくさん見えてくるはずです。あなたの理想を実現するために、まずは目標をリストアップしてノートなどに書き記すようにしましょう。  ?ステップ2:時間目標が明確になったら、その目標を達成するための時間を明確に決めます。○月までに目標を達成するといったようにできるだけ具体的な日時を決めましょう。それに1日に勉強する時間なども決めて、より明確なプランを作り上げていきます。多少、神経質になるくらいのプランを立てたほうがいいかもしれません。  ?ステップ3:何を勉強するか時間が決まったら、次は何を勉強していくかを明確にしていきます。ここを曖昧にしてしまうと、プランが無駄になってしまうので注意しましょう。もちろん、あなたの弱点を克服するのが一番ですが、さらなる理解を深めることを目指すなら、具体的な分野をリストアップしていきましょう。  ?ステップ4:計画3ステップを終えたら、それらを一度まとめましょう。目標を達成するための時間と何を勉強すべきかをまとめて、どのように設定すればスムーズに勉強していけるかを予測しながら計画を立てます。人によってはおおまかな計画でも構いませんが、やはり忠実に計画を実行するためにもできるだけ明確な日程を作成することをおすすめします。  ?ステップ5:実行計画がまとまったら、いよいよ実行です。計画どおりに着実に勉強をしていきます。ここでは上手くモチベーションを保てるような工夫を取り入れるようにすべきでしょう。合間には適度な運動だったり、多少の趣味を行うのも効果的です。計画以上のことをやってしまうと、逆効果になることが多いので注意しましょう。  ?ステップ6:見直し見直しをすることはとても大切です。実行していても、見落としている部分があったり、新たな発見があるものです。そこを上手に見直すことができれば、より完璧なものになっていきます。この6つのステップは、プロセスには欠かせないものです。勉強法に自信がない人は一度見直してみることをおすすめします。/p