学習内容をノートにまとめることは、とても大切なことです。正しいノートのまとめ方は、あなたがしっかり記憶できるかどうかです。そのため、誰かの真似をしても、それがあなたにとって最適なノートのまとめ方になるとは限りません。あなたがノートを読み返したとき、もしくはノートを書いているときに記憶できることが重要です。  そこで今回は、しっかり記憶できるノートのまとめ方について解説したいと思います。あくまで参考にして頂き、自分のノートのまとめ方が活きるように活用してください。    1:まずは最適なノートの条件を理解しよう最適なノートの条件は大きく分けて4つ存在します。 1 綺麗にまとめられていて見やすいことごちゃごちゃしたまとめ方をしてしまうと、確認することが難しくなります。できるだけ、綺麗にまとめるように心がけて、いつでも確認が容易になるようにまとめましょう。2 作成に時間がかからないことノートをまとめる際に時間をかけすぎてしまうと、学習効率が悪くなることがあります。あくまで簡潔にまとめるように心がけ、まとめに時間をかけないようにしましょう。特に神経質な人は細かくまとめる傾向があるので注意。3 使いやすいまとめ方をすることノートが簡潔にまとめられていると、参考書的に使うことができます。そして、覚えやすくなる効果もあるので、使いやすいノートにすることが大切です。そのため、ポイントを踏まえて、わかりづらい部分を上手に記載すると使いやすくなります。4 修正ができることノートに追記できるような書き方をするのも大切なことです。新しい情報を追加できるようにすると、完成度の高いノートを目指すことができます。完結した文章のような書き方にせず、どんどん追記できるようなまとめ方にするのがベストです。    2:これは使えるかも?色んなノートのまとめ方 1 「メモリーツリー」視覚的にわかりやすくするためには、メモリーツリーにしてまとめるのも有効です。さらに色もカラフルにすることで、印象付けを深くすることもできます。記憶しやすくする方法としては、もっとも効果的なまとめ方です。特に歴史などの勢力、関係などをまとめる時には重宝します。  2 「赤シート活用ノート」後にノートを必ず活用するという人は、暗記したいところをオレンジや赤のペンで書くようにしましょう。そうすることで、赤シートを活用できるノートになります。後の暗記に役立てることができるので、不要な参考書などを購入する必要がなくなります。  3 「字を大きめに書くノート」ノートは細かい字で書いてしまうことがほとんど。しかし、字を大きめに書くことで、目に入りやすくなり、確認が簡単になります。復習などにノートを活用しようと思ったときに字が小さく文字量が多いと、やる気をなくしてしまうことがありますが、字が大きいとその心配も解消されます。  4 「絵にすると頭に入りやすい」ノートはとにかくわかりやすく書く事が重要ですが、記憶しやすくすることを目的にするなら、絵にしてまとめるのも効果的です。あなたが理解しやすい絵にすることで、効率も高めることができます。  5 「書き足したい場合は」ノートをまとめていると、新たな情報を追加したい時が出てきます。そんなときは、ノートではなくルーズリーフにするのがベストです。ルーズリーフならいくらでも追加することができるのでスペースやページを考えずにまとめることができます。    いかがでしたでしょうか?ノートを上手にまとめることができれば、それだけ活用の幅が広がりますし、覚えやすくなります。しっかりと記憶できるようなノートを作成するようにしましょう。