あなたが今行っている学習計画、間違っていませんか?
学習効率を高めるためには、とにかく学習計画をしっかり立てないといけません。なかには学習計画も立てず闇雲に勉強する人もいますが、そういう人は勉強が続かないばかりか、結果を出すこともできないと思います。勉強にはコツがあり、学習計画に沿って目標を達成していくことができれば、効率のいい勉強ができます。 しかし、効率の悪い勉強をしている人が多いことが統計で分かっています。そこで今回は学習効率を悪くしてしまう計画の立て方事例を紹介しますので参考にしてみてください。今から改善をして、少しでも学習効率を上げれるようにしましょう! 事例1:目標がよく分かっていないのに勉強を進めてしまう 学習計画に必要なことは目標を設定することです。この目標がよく分かっていないと、何を基準に勉強をしたら良いのか曖昧になってしまいます。それに目標が定まっていないと、無駄な時間を生むことになるので効率は悪くなります。 たとえば、目標以上の勉強をしようとすると挫折をしてしまったり、モチベーションの低下につながります。ここで目標が分かっていないと、さらに自分が立たされている現状がわからないという悲惨な状態にもなります。目標に届かない勉強をしてもいい結果を生み出すことはできません。最も最悪なケースとしては、目標にまったく近づかない勉強をしてしまうことです。これをひたすら行っていると、完全に時間の無駄になってしまうので注意しましょう。 それに目標というのは「○○をする!」「○点とる!」といった簡単なものではいけません。たとえば、英語ならリスニング・文法・読解それぞれでどのくらい能力アップを目指すのかを分析することが必要になります。つまり、目標はできるだけ正確に立てるようにしてください。目標を分析する必要があります。 事例2:現状がよく分かっていない これは基本的に目標がよく分かっていない状態と同じです。目標設定がない限り、現状を把握することは困難なので注意しましょう。そもそも現状がよく分かっていない勉強ほど確実に無駄を生むことになります。 現状が分かっていないと、難しすぎるレベルからスタートすることもありますし、基礎の理解をしているかも曖昧になってしまいます。逆に簡単すぎるレベルからスタートしてしまい、時間を無駄にすることも考えられます。 基本的に目標設定をしていないと現状を把握することは不可能です。ですので、ステップとしてはまず目標設定をすることが大切になります。目標を設定することで、現状を明確にすることができます。 事例3:学習計画を時間で立てようとする 学習計画は時間がすべてではないことを理解しておいてください。つまり、学習計画を立てるときに、学校の時間割みたいになってしまうと確実に失敗します。時間で勉強をすれば、勉強した気になってしまう人もいるので注意が必要です。 大切なことは勉強は時間ではなく、内容こそがすべてということ。そのため、学習計画で考えることは、現状を目標に近づけるためにすべきことです。やるべき内容が明確になれば、それに向かって進んでいくだけなので時間も有効活用できます。 間違っても長時間勉強したからといって、全てを理解できるわけではないということです。肝心の内容が足りなければ目標達成をすることは不可能です。逆に内容が足りるのであれば、勉強時間はどれだけ短くても問題ないことになります。