あなたのノートを「参考書」に変える裏技
自分なりに正しくノートをまとめているつもりだけど、いざ読み返してみるとわかりづらい、まったく参考にならない、ごちゃごちゃしていて要点がわからないなど、ノートをまとめることは意外にも難しいようです。 わかりやすくまとめることができれば、ノートを参考書替わりに活用することができます。そこでノートのまとめ方に関するNG集と、より良くするためのポイントをご紹介します。確実なノートを作成して、あなたの学習効率を高めていきましょう。 1:ノートの冊数を多くするのは× 冊数が多いことが勉強した証と思っている人も多いようですが、持ち運びが大変になるので避けたほうがいいです。それに冊数が多いほど、どこに何を書いたかが確認しづらくなるので、ノートはできるだけ簡潔にまとめるようにしましょう。 ノートにまとめたことは、繰り返し見返すことが重要です。それによって記憶に定着させることができるので、書いただけで覚えると思っている人は要注意。どこに何が書いてあるかが明確なノートにすることが大切ですし、こまめに復習できるようなノートにしましょう。そのため、1科目1冊くらいにまとめましょう。そうすることで持ち運びも楽になりますし、確認や復習もしやすくなります。 ?2:あまりたくさん書かないこと 情報量が多いと整理することが難しくなり、どこに何が書いてあるかがわからなくなります。重要なポイントとしては、ノートにまとめるのは、重要かつ自分が理解していなかったことのみにすることです。 見直す必要があるものだけをノートにまとめるようにすると、復習がしやすくなります。逆に理解できていないことが多すぎるから情報量を多く書くという人は、基礎が不十分だと思います。その場合はノートにまとめるよりも、参考書を活用して学習したほうが効率的です。 3:重要部分は「赤ペン+チェックシート」で 覚える必要がある部分は赤ペンで書くことをおすすめします。そうすることによって、あとで赤セルで隠せば「暗記ノート」として活用することが可能になるためです。人によってはとにかくカラフルにして、視覚的に覚えようとするはずです。しかし、その場合はとても時間がかかるので、赤一色にしたほうが得策です。 また、黒ボールペンで書いたほうが覚えやすいという人もいます。覚えやすい状態というのは人それぞれなので、自分に合ったペンを探すようにしましょう。いろいろと試してみて、もっとも覚えやすい色を選択しましょう。 4:細かな資料や難しい図などは添付する 教科書や資料でそのまま使いたい部分があると思います。それをノートに書き写すのが困難な場合は、縮小コピーして貼り付けるのがベスト。手間が省けますし、ノートに自在にまとめることができます。 5:参考書をお手本にしてノートを作成する 見出しをつけたり、内容ごとに区分けすることで確認しやすいノートになります。そして内容を整理・分類することで、記憶しやすくすることも可能です。また、ワンポイントアドバイスのような工夫をしたい時は、枠で囲うといいでしょう。また、言葉では理解しにくいものは、図解するのがおすすめです。ノート作成のコツが知りたい場合は、お手持ちの参考書をお手本にするとヒントが得られます。 ?ノートをしっかりと作成できれば、試験直前にノートを参考書替わりにできます。さらに自分がわかるように書かれたノートなので、見直すことで自信につながります。試験会場に持っていけるようなまとめができれば、あなたにとって素晴らしいノートになるでしょう。