休憩を上手に取れば勉強時間を有効に活用できる!
人間の集中力はいつまでも続くものではありません。もちろん、集中力を鍛えることはできますが、長時間キープすることは至難の業です。特に難しい内容を勉強しているときほど、集中力が途切れやすく、効率が悪くなってしまうことがあると思います。 効率が悪くなると、時間を無駄にしてしまうので、いかに休憩を上手に取るかが重要になってきます。今回は勉強に最適な休憩方法について解説していきたいと思います。 休憩を取るタイミングはとても重要 勉強を終えたあとに休憩を取る人がほとんどだと思いますが、重要なことは勉強をやめて休憩に入るタイミングです。もっとも休憩に入るタイミングとして理想なのは、以下の2つとなります。 ・頭が疲れた時・眠くなった時 この2つを見てお分かりになった人もいると思いますが、これらの状態はどちらも集中力が切れている状態です。つまり、集中力が切れているのにいくら勉強をしても無駄になってしまうということです。勉強していて、休憩に入るタイミングとしてふさわしいのは以上の2つだけです。 勉強は無理をしてでも・・・と思っている人が多いようですが、それは逆効果になるケースが多いので、基本は無理をしない勉強をすることが大切です。無理をするよりも勉強の区切りがついたら休憩を取る、もしくは時間で区切り休憩をした方が、効率よく時間を活用することができます。 いずれにしても、集中力が切れたら休憩することが大切です。 上手な休憩のポイント 休憩は取りすぎると逆効果になるだけです。そのため、休憩時間として望ましいのは、15分程度でしょう。15分以上休憩してしまうと、勉強へのモチベーションや意識が完全に途切れてしまう可能性があり、再び集中するまで時間がかかります。 ですので、15分を目安に休憩を取るようにしてください。では、ふさわしい休憩とはどんなものなのでしょうか?ただ休んでいればいいのか、それとも何か効果的なことをした方がいいのか迷ってしまうものですよね。休憩時のテーマとしたいのが「リラックスをすること」です。リラックスに効果的な方法としては、以下のものがあります。 ・ストレッチやマッサージをして体をほぐす・糖分が含まれるものを少量食べる・音楽を聴いてリラックスする・水分を取って体の調子を整える・15分だけ仮眠をとる特におすすめなのはストレッチやマッサージを行うことです。勉強をしている時は常に同じ体勢になっているため、血行が悪くなる可能性があります。そのため、体全身の血行を良くするという意味でも、ストレッチなどがおすすめです。また、リフレッシュ効果も得られるので、再開時に万全の状態で取り組むことができます。それから、脳のエネルギーは糖分となっていることを考えると、甘いもの少し食べるのも有効だと思います。ただし、食べ過ぎるのは良くないので、小さなチョコレートをひとつくらいにしましょう。また、眠くなった場合は15程度仮眠するのも有効です。仮眠する前にはカフェインを摂っておくと覚醒効果によって目覚めがよくなります。 上手な休憩が取れればメリハリを与えることができるので、勉強がスムーズにこなせます。ずっと勉強をしていれば、それだけ知識が身につくかというとそうではありません。休憩をしっかりと挟むことで時間も有効活用することができます。 なかなか自宅での勉強がうまくいかない人は、休憩の質にこだわってみるといいでしょう。