実は正しいと思っていた勉強が間違っていた!?
誰でもこの勉強は正しいだろうと思って勉強しているものですが、本当にその勉強が正しいのか…と疑問に思ったことはありませんか?といっても、これはおかしな質問ですよね。だって、正しいと思って勉強しているわけですから。 今回は、実は正しいと思っていた勉強の裏側について解説していこうと思います。ご興味がある方は、勉強の合間にでもチェックしてみてください。 朝方に勉強すると効果的というのはウソ?昔から朝は頭が冴えているから、勉強をする にはもってこいという噂がありました。そのため、朝方に勉強をしている人は少なくないと思います。それに多くの学習情報を扱っているサイトや書籍も、朝型の生活に変えるべきだと言っているのは事実です。この情報の影響は偉大なもので、夜型生活をしている人でさえも、その効果を信じてそれなら自分も…と、朝型生活にシフトしてしまう人が多いのです。 しかし、すぐに朝型に変えるのは難しく、起きられずに挫折したという人も少なくないのではないでしょうか。確かに、朝型になるのは間違いではありません。しかし、もっともやってはいけないことは、無理に朝型生活に変えると逆効果ということです。朝には朝の、夜には夜のメリット・デメリットというものがあることを理解しなければなりません。そして、これには完全な個人差があり、どちらにすれば良いかというのは一概に言えないというのが結論です。ちなみに良くないとされている夜型勉強のメリットとしては、夜はやることの選択肢が少ないということもあり、逆に集中しやすくなるという点です。また、寝る直前に勉強するということで、記憶が定着しやすいという点があります。 一方で朝型の勉強にはデメリットがあります。そのひとつは、意思が強くないと続かなかったり、あまりやりすぎるとその日に悪影響を与える可能性もあるということ。つまり、無理に朝型に変えようとすることはありません。自分のスタイルでやるのが一番良い勉強法です。実は「一夜漬け」は効果的な勉強法であるいつの時代も勉強では悪い意味でしか捉えられることがなかった「一夜漬け」ですが、実は非常にコストパフォーマンスに優れた勉強法であると言われています。たしかに勉強は計画的にしっかりと準備をするのがベストだと思いますが、「一夜漬け」は場合によっては非常に有効で、やらないと損をするという言い方もできます。実は「一夜漬け」は学習効率を向上させる効果を持っています。特に暗記に関しては、人の記憶が時間の経過によって弱まっていくものですが、たとえば試験直前に詰め込めるだけ詰め込んだ方が、試験本番でその知識をキープしているという可能性は高くなることが分かっています。また、試験前日の勉強ということで、「焦り」が集中力を生成してくれるということもあります。これは無視することはできない、素晴らしい効果ではないでしょうか。もちろん、周到に準備をしたうえでの話になります。前日だけは暗記モノをとにかく詰め込むというスタイルを確立することができれば、効率的な勉強ができるでしょう。 以上となりますが、あくまでこれらは自分のペースに自然に取り込めるときに行うべきです。日常生活にごっそりと加えるのではなく、エッセンス的な感覚で加えるといいでしょう。また、どうしてもここで勉強をしないと・・・というときに有効だと思いますので、いざという時に使うのがベストかもしれません。 ただし、普段から規則正しい生活をしている人には不向きだと思うので、参考程度に頭に入れるようにしてください。