勉強って、何故しなければならないのでしょうか?それは、将来就きたい職業に就いて夢を叶えることが本来の目的です。ただ、成績を上げるために漠然とした思いで勉強するのではなく、明確な目的を持つようにしたほうが成績はアップしやすいです。  だから、あなた自身がまず考えなければいけないことは、将来どんな職業に就きたいのか?ということです。これは、できれば小学生の高学年になるぐらいまでには、はっきりとさせておいたほうがいいでしょう。目的意識ができることで、勉強にも自然と熱が入るようになります。 もしあなたの夢が医者や弁護士になりたい、といったものであれば、かなり一生懸命勉強をして成績を上げておく必要があります。その場合は、早いうちに親にも相談しておきましょう。そうすれば、どの程度勉強を頑張る必要があるのか?また、どれぐらいのレベルの塾に行かせたらよいのか?などを親が大人の目線から考えてくれるでしょう。 でも、成績を上げなければと思っても、あまり「クラスで何番目の成績を維持しなければ」、といったことに固執しすぎないほうがいいですね。他人と成績を競争しようとすると、無意味に疲れ果ててしまうことがあります。やはり、自分の将来の夢を叶えるために努力するといった姿勢のほうがいいでしょう。そのほうが、純粋に勉強をすることを楽しめます。夢に向かって努力することは苦痛ではないことが多いです。頑張れば、夢が叶うと思いながら勉強をすることは、けっこう楽しい時間になる場合があります。 一度きりの自分の人生ですから、将来の夢を叶えるためにどんどん勉強をしてみてください。できれば、自分が本当になりたい職業を学生のうちから目指しましょう。なかには、親に方向性を押しつけられる人もいます。たとえば、「うちは代々医者の家系だから、子供にも医者になってほしい。親の病院を継いでもらいたい」といった気持ちを親が持っている場合もあります。 そんな時に、もしあなたのなりたい職業が他のものであると、親と衝突してしまうことがあります。それでも、あなたのなりたい職業が明確にあるのなら、そのことを話して親の理解を得るように努力してください。親は、もともと子供の幸せを願っているものですから、あなたが強い希望を持っていれば、きっとそのうち許してくれます。 人生を本当に大事にして楽しんで生きたいと思うなら、自分が最も就きたい職業に就くことがベストです。若いうちは、「自分にはできるわけがない」といった自己限定をせずに、なりたい職業に向かってチャレンジしたほうがいいですね。それが、あなたが天職に就くことにもきっと繋がってきます。 とにかくあなたが大好きな事、やっていて本当に楽しい事を見つけましょう。それが、天職に繋がっていることがよくあります。学校と違い、社会人になって働くことはただ会社に通えばいい、といったこととは違います。もし、自分が好きになれないような、向いていない職業に就いてしまうと、おそらく毎日が苦痛になってしまう可能性があります。 何故なら、仕事というのはどんなものでも一日中それに関わる必要があることが多いからです。毎日の時間の大半をそれに費やさなければなりません。それなのに、その仕事があなたの嫌いなものだったら人生自体が苦痛になってしまうでしょう。そのため、できるだけ若いうちから自分がなりたい職業を見つけられるように積極的に努力する生き方をしておいたほうがいいです。 勉強を毎日頑張ることで、将来なりたい職業をぜひゲットしてくださいね。