人間の能力に限界というものはありません。努力すれば、どんな人でも一流の大学に入れる可能性はあります。もしあなたが自分のことを暗い人間だと思っていても、環境が変化すれば明るく変わることもあります。内向的な性格でも、将来は外交的になっている可能性もあります。久しぶりに友人に会ってみたら、全然その雰囲気が違っていたということはよくありますよね。あなたには可能性が無限にあって、将来どんな風になるのかはまったく分からないのです。それなのに、なかには今の自分がすべてであると考えて、自分の未来までをも決めつけてしまう人がいます。たとえば、偏差値の低い高校に入った人が、「自分は頭が悪いから、良い大学には入れないだろう」と決めつけるのもそうです。そして、もし同級生のなかに頑張って勉強をしている人がいれば、内心バカにしていることもあります。 どうせ、勉強しても無駄だと考えているのです。そして、大切な高校時代を勉強よりも異性との交際や、ブランド物を買うお金を稼ぐことに費やしたりしてしまいます。おそらく、未来よりも今を楽しもうとするのでしょう。 でも、自分はどうせバカだ…といった決めつけは、自分自身に対してとても失礼なことです。人間は、努力次第でいくらでも変われます。成長していくことが可能です。だから、勉強を努力すれば必ずその努力は報われてきます。 未来に希望を持たずに今だけをだらだらと楽しむのは、少し動物的な生き方ではないでしょうか?そうした生き方は、いつか必ず後悔することになります。15歳の時の学力が低くても、有名大学に進学した人の例は山のようにあるからです。反対に、15歳の時にはとても成績が良くても、どこにも大学に進学できなかった人もたくさんいます。 つまり15歳からの勉強の仕方によっては、いくらでも偏差値の高い大学に入れるということです。大体、偏差値の低い学校に行くということは、中学生の時にはあまり勉強をしてないことの証です。頭がバカなのではなく、努力が足りなかったのです。それなら大学に入る時にはしっかりと勉強をすれば、きっといくらでも良い大学に入れる可能性があります。 もちろん、偏差値の低い高校の授業を受けても、あまり学力が上がらないこともあるでしょう。しかし、予備校や塾に行かせてもらえば、そこで高度な授業を受けることはいくらでも可能です。また、地方に住んでいる人でも、映像授業というものが今は受けられます。だから、少しづつでも学力を向上できる見込みがあります。 もしあなたが、学力をアップさせる自信がないなら、まずは得意な科目をよく勉強して自信をつけましょう。たとえば、日本史や世界史など暗記することでカバーできる科目がオススメです。または、漢字や英単語・古典文法の小テストをしたりするのもいいですね。そうした科目を少しづつ多く勉強していけば、すぐに点数が伸びてきます。 もしかすると、英語や数学などの科目は、試験の点数が上がるのに少し時間がかかることもあるでしょう。しかし定期テストのような範囲がはっきりしているテストにおいては、その努力がはっきりと実ってくるはずです。そして次第に、バカだから成績が悪かったのではなく、努力が足りなかったことが実感されてくるはずですね。それなら、これからは目標を定めてしっかり努力していけば必ず成績はアップするでしょう。 もし自分の入った学校では満足のいく授業が受けられないなら、よい予備校を探すことが大切です。予備校には、よい高校に入れなかった人が敗者復活のために通うこともあります。そして、大学入試の時に成功したという例も山のようにあるのでオススメですよ。