試験の本番で緊張しすぎないようにするには?
試験当日ともなれば、とにかく落ち着いて試験に臨みたいですよね。実は、テストというものは楽しいものなのです。スポーツに例えると試合だからです。スポーツにおいては、相手がいない状態で練習するよりも、練習試合をするほうが楽しくなります。それで勝つことができて、大会に出場できるならもっと嬉しいですよね。 それなのに、勉強のことになると「試験は嫌なものだ」と考えてしまう人が多いです。でも、本来の試験は自分の実力を試すことができるという楽しいものなのです。ここでは、そんな試験本番にリラックスして臨める方法をご紹介しましょう。 1:自分の名前を丁寧に書こうまず試験で落ち着くための方法の一つとして、解答用紙に自分の名前を丁寧に書きましょう。名前は、必ず最初に書いておかなければなりません。それは、未だに名前を書き忘れたことが原因で試験に落ちてしまう人がいるからです。そういう人は気持ちが焦っていることが多いのです。だから、とにかく落ち着いて自分の名前を解答用紙に書くことですね。 その場合、画数の多い名前の人のほうが損をするということもありません。実際に、画数の多い漢字が入っている人のほうが気持ちを落ち着けるのに役立つこともあります。とにかく、自分の名前を丁寧に落ち着いて書くと、心がリラックスしてきます。 2:試験当日の休み時間は友達と話さないようにしよう試験当日は、どうしても緊張してしまうものです。それに、様々な学校から試験を受けに来ている人がいて、周囲に知り合いがいない場合も多くあります。そんな中で、たまたま知り合いに出くわすと、気持ちが盛り上がってしまって、つい日頃の学校での休み時間のように喋ってしまうこともあります。 でも、これでは自然とテンションが下がってしまうのです。集中力を高めるには、適度な緊張感が必要となります。しかし、喋ることによって緊張感が緩むと集中力も続かなくなってしまいます。 それにリラックスするために喋っていると、しばらく時間が経つにつれて、強い緊張感が再び訪れてきます。だから、試験の休み時間にはあまり友達と喋らないようにしましょう。何故なら、適度な緊張状態にあることが最も自分の能力を発揮できるからです。少なくとも、試験当日には友達がどんなに盛り上がって話をしていても、その輪の中には入らないほうがいいですね。 試験会場にいる時に、同じ学校の人たちが見当たらなくて、よその学校から来た人たちが盛り上がって話していることもあるでしょう。しかし、それを見て羨ましく思う必要はありません。大勢で試験を受けに来ている人たちは、わざと大げさに盛り上がって見せたりします。でも、そういう人たちは落ちる可能性が高いものです。 ほとんどの人たちが、緊張感から試験会場で盛り上がっているだけにすぎません。だから、もし試験会場で盛り上がって話している人を見たら、自分は勝っていると思いましょう。そして、決してそれに巻き込まれないように距離を置きましょう。そういう人たちを羨ましがってはいけません。試験本番で緊張しすぎないためには、普段の勉強の時から本番のようなつもりで真剣に問題を解いておくといいですね。 もし試験の過去問を解くなら、本番と同じように時間を計りながらやってみましょう。そうした努力の積み重ねが、試験本番で緊張しすぎないために役立ちます。たとえば、試験の時と同じように50分間を計りながら朝の9時から解いてみたりして、本番の時にリラックスできるように慣らしておくといいですね。