あなたは、勉強に対してどのようなイメージを持っていますか?もし、「勉強はひたすら辛くて苦しいものだ」と思っているなら、そのイメージを払拭してしまいましょう。そのためには、勉強を楽しめるようにする工夫が必要となりますね。実は、勉強を毎日きちんとできる人は、「勉強は楽しいものだ」と思っている場合が多いのです。そして、勉強を楽しいものにするためには、次の4つの工夫があります!  1:大好きな仲間と成績を競うようにするこれは、他人と競うことで勉強にゲーム感覚を取り入れる方法です。まるで、ゲームを楽しむように勉強できるようになります。たとえば、「テストで悪い点を取ったほうが、アイスクリームをおごる」といった約束をするのもいいですね。  また、わざわざ相手に成績を競うことを宣言しなくてもいいのです。心の中で内緒にして「あの友達よりもよい成績を取ろう」と思うだけでもいいですね。  2:勉強している合間にお菓子などのご褒美を作る勉強をしていると、つい勉強以外のことをしたくなることって多いですよね。そこで「ここまでテキストを読んだら、おやつにお菓子を食べよう」「このページの計算問題を解いたら、見たかったテレビドラマを見よう」というように、自分に対してご褒美を用意しながら勉強しましょう。そのほうが、集中して勉強をすることができるはずです。  3:文房具は自分が最も気に入ったものを使う勉強を楽しんでしたいなら、文房具に凝ってみるのもいいですね。近頃の文房具には、カラフルな色やお洒落なデザインのものが増えています。特に、カラフルな色は元気な気持ちにしてくれる作用をもっているそうです。だから、あなたも好きな色の文房具を購入して使ってみましょう。それだけでも、きっと勉強する楽しさが倍増するはずです。  4:難しくて理解できない問題は後に取っておくいきなり難しい問題にチャレンジしても、すぐに解くことができないことは多いでしょう。それに、難しい問題を解こうとして失敗すると、勉強のモチベーションが下がることにつながってしまいます。だから、少しずつレベルアップするように心掛けるほうが良いですね。難しくてすぐに解けないような問題は、後に取っておいて先生に聞くなどの処置を取ると良いでしょう。  とにかく、大切なのは「勉強=つらい」というイメージを無くすことです。もちろん、試験に合格するのは大変な場合もあります。でも、基本的に「勉強=楽しい」というイメージを持っておくことは大きな強みになります。  勉強を楽しいことに思えるためには、試験に合格した場合に将来自分がどうなっているか、と想像してみてください。例えば、進学校や有名大学に合格して周囲に尊敬されているイメージや、その学校で素敵な恋人を作って青春を謳歌している自分を脳裏に思い描きましょう。  そのように、合格した後にやってくる「ワクワクしてしまうシーン」を脳裏に思い描くと、もう合格してしまったかのように楽しい気分になります。それに、勉強を続けていって自分が成長していく感覚を、ちょっと大げさに表現してみることも自信につながります。  結局、勉強を楽しいものにするのか、嫌なものにするのかは、あなたの心の感じ方や考え方にかかっているのです。勉強を楽しいと感じられれば、それだけ成績アップの可能性も高くなってきます。勉強は、やはり様々な工夫をして楽しく感じられるようにしたいものですね。