受験勉強は『嫌いな科目』との戦いでもある!受験生のほとんどは、複数の科目を勉強しなければなりません。受験科目は1科目だけ、という人はかなり恵まれているといってよいでしょう。私立大受験で2~3科目、国公立大ならセンター試験のために6教科7科目勉強しなければならないのが一般的です。このように多数の科目を勉強しなければならないとなると、当然好きな科目もあれば嫌いな科目も出てきます。文系の受験生なら数学や理科が嫌だったり、理系の受験生が地歴・公民を勉強したがらなかったり……、これも決して珍しいことではありません。受験生も人間ですから、好き嫌いもあれば、科目ごとの得意・苦手もあって当たり前です。しかし、嫌いな科目でも、受験で必要なら勉強しないわけにはいきません。むしろ、嫌いな科目、苦手な科目といかに向き合っていくかが、合格を左右するといっても過言ではないのです。   嫌いな科目の勉強を続けるコツ嫌いな科目を勉強するのはつらいものです。しかし、受験を勝ち抜いてきた先輩たちは、つらい中でも様々な工夫をして乗り越えてきたのです。そこには、嫌いな科目に立ち向かう上でのコツや工夫がありました。その一部をご紹介します。まず、嫌いな、やりたくない科目だからこそ、あえて毎日勉強するようにしましょう。人間には、どうしても嫌なことから逃げたがる傾向があります。しかし、そこで逃げることをよしとしてしまっては、ますます嫌いな科目を遠ざけるようになってしまいます。そこで、毎日の勉強メニューに嫌いな科目を必ず組み込むのです。つらいことの多い受験勉強において、逃げない姿勢をつくる上で、そしてもちろん勉強して点数を上げていく上でも、嫌いな科目と毎日向き合うのは重要です。そして、嫌いな科目を勉強した後には、好きな科目の勉強をはさんでみるのもいいでしょう。こうすることで、気分転換にもなりますし、勉強のリズムも出てきます。例えば、数学嫌いの人なら、数学の問題を4ページ解いたら得意な科目に切り替える、というように決めておき、それを毎日続けていくとよいでしょう。嫌いな科目ばかり延々と勉強し続けるより気分も楽ですし、はかどりやすくなります。   切り替え上手は勉強上手受験勉強は、毎日何時間も続けていかなければ合格にはたどり着けません。嫌いな勉強に立ち向かいながら勉強を続けるためには、切り替え上手になることが重要です。嫌いな科目から好きな科目へ、あるいは嫌いな科目の後に休憩を入れるなど、自分なりの切り替え方を見つけて、受験勉強を乗り切っていきましょう!