通学時間、ボーっとしているだけじゃもったいない!中高生のみなさんのほとんどは、毎日学校へ通っていることでしょう。電車通学をしている人もかなり多いと思われます。電車通学の人にとって、通学時間は生活の一部であると言ってもいいでしょう。しかし、そうした毎日の通学時間を振り返ってみてください。座って、あるいは立っている時間、何をしていますか? スマホをいじったり、本を読んだり、あるいは寝たり……という人が多いのではないでしょうか。この時間、勉強に使える時間でもあるのに、あまり活用されていないように思えます。忙しい現代の中高生にとっては、通学時間も立派な勉強時間になるのです。ボーっと過ごすのはもったいない!とはいえ、人でごった返すラッシュの時間帯に、いったいどんな勉強ができるのでしょうか?電車の中でリスニングトレーニング!よく、電車内で単語帳を片手に勉強している人を見かけませんか? もしかしたら、すでにやっているという人もいるかもしれません。これは典型的な車内での勉強法です。しかし、つり革すら持てず、バランスをとりながらなんとか立っていられるというような満員電車のなかで、単語帳を広げるのはなかなか難しいことです。このように手を使えない場面では、耳を使えばいいのです。英語のリスニングは、まさにこの方法にぴったりの勉強内容といえるでしょう。特に活用してほしいのが、普段使っている単語帳などのCDです。単語帳や熟語問題集のなかには、CDが付属していたり、別売りになっていたりするものがありますが、これらのCDをちゃんと勉強に活かしている人は少数です。CDを音楽プレーヤーやスマホに取り込めば、立派なリスニング教材として使えるのです。単語帳で今まで覚えてきた語を思い出しながら聞けば、単語の復習にも、発音の確認にもなりますし、耳を鍛えることもできます。まさに、一石二鳥にも三鳥にもなる便利ツールなのです。 スマホで講義が受けられる時代今や中高生の間でも当たり前になったスマホ。どうしても遊びにばかり使われがちですが、これもうまく使えば強力な学習ツールになります。最近、受験勉強の講義の動画を配信するサービスが次々と始まっています。経験豊富なプロ講師や、受験を勝ち抜いた先輩受験生である大学生たちの講義動画が無料あるいは低額で見放題という、一昔前には考えられなかったようなことが現実に行われています。これを使わない手はありません。通学時間を利用して講義を見れば、電車のなかが予備校に早変わり。1日10分の勉強でも、1ヶ月続ければ5時間、1年では60時間にもなります。こうしたスキマ時間をうまく利用しながら、合格を目指しましょう!