ついついなくしたり忘れたりしがちなプリント学校では、授業の教材や宿題、テスト、あるいは学校からの連絡物として、さまざまなプリントが配布されます。なかには目を通すだけでよいものもありますが、こうしたプリントは基本的に『必要だから配布する』ものなので、必要な時に提出したり、後で見直したりできるよう大切に扱わなければなりません。しかし、現実には、きちんとプリントを管理し、必要な時に持参する生徒と、プリントをなくしたり忘れたりする生徒がいます。そしてこの違いが、いろいろな面で成績に反映されてくるのです。 提出物の出来が成績に影響するまず、プリントのうち、提出物になるものについては、紛失してはいけないのはもちろん、先生に見せるものですから、丁寧に扱うことが求められます。提出物を確認する先生の立場になって考えてみてください。先生は、提出物を確認することで、生徒の普段の学習状況をチェックしています。その際、プリントがぐしゃぐしゃになっていれば「プリントを乱暴に扱っているな」と思うことでしょう。字が汚く乱雑な場合は、「ああ、この子は適当にやっているんだな」と判断します。また、問題を解いてくる宿題の場合、答えを丸写しして出しても先生はすぐ見抜きます。このようなプリントを提出してくる生徒に対して、あなたが先生ならどのような成績のつけ方をするでしょうか? まじめにきちんと課題に取り組み、丁寧に仕上げて提出してくる生徒と比べると、どうしても成績を下げざるを得ないでしょう。 提出しないプリントに対する取り組み方も重要!しかし、重要なのは提出するプリントだけではありません。提出しないプリントこそ、真剣に取り組み、そして大事に扱うことで成績を上げることができます。なぜでしょうか?学校の定期テストで高得点をとるためには、試験範囲内の事項をもれなく復習し、穴がない状態にしておくことが必要です。そこで、授業で配布されたプリントもきちんと復習しておきたいところですが、プリントをなくしてしまうとそれすらできません。また、提出がないからといってプリントをやりっぱなしにしていると、試験のときにプリントの範囲から出題され、痛い目をみることが多々あります。 プリントの管理法を身につけよう普段プリントを雑に扱っている人は、すぐに改善しましょう。まず、教科別に分類してファイリングし、紛失したり、カバンの奥でぐしゃぐしゃになったりしないようにしましょう。提出するプリントであれば、まじめに取り組んでいることが先生にもわかるように、字を丁寧に書いたり、答えだけでなく途中式やポイントなども書き込んだりすることが大切です。そしてもちろん、一度解いたからといってやりっぱなしにせず、テスト前に復習することも、成績アップには大切です。