長時間の勉強には集中力が大事!

勉強を長時間続ける上で必要なのが集中力です。集中力がなければ、勉強時間を2時間、3時間と増やしていくことは難しくなります。また、せっかく机について勉強を始めても、途中で他のことを考えたり、勉強に関係のないことを始めたりしてしまっては、学習内容も頭に入りませんし、思考力も鈍ります。

そこで、勉強を質的・量的にレベルアップしていくために、集中力を高める上で使える方法を集めてみました。

 

机の上や周囲を片付ける

机の上や周囲には、できる限り物を置かないようにしましょう。物が少なければ少ないほど、気が散りにくくなり、目の前の勉強に集中しやすくなります。

集中力のない人は、ついつい周囲にある物に気をとられてしまいがちです。周囲に物が多ければ多いほど、気が散りやすくなります。特に、文字や絵など視覚的に意味を持つ情報を見てしまうと、人間は目から入った情報を読み取ろうとし、そちらに注意が引きつけられてしまいます。ということで、文字や絵のある物はできるだけ片付けてしまいましょう。

 

携帯電話を隠す

勉強中、携帯電話やスマホは目に入らないように隠し、着信時やメッセージの通知時も音が鳴らないようにしておきましょう。携帯電話やスマホの存在を消してしまうのです。

上記のポイントと重なる面もありますが、携帯電話からはとにかく様々な情報が流れてきます。それに慣れてしまうと、常に何か新しい情報を求め、頻繁に携帯電話やスマホを気にする、いわゆる携帯・スマホ依存の状態になります。こうならないよう、勉強中は携帯電話・スマホからできるだけ離れるようにしましょう。

 

自然の音を流す

言語的な意味を持たない波の音や鳥のさえずりなど自然の音は、歌や話し声と違い言語的な意味を持たないので、聞こえてきても気を取られにくい音です。それどころか、聞いていると脳からアルファ波が出るという効果もあります。アルファ波は、脳をリラックスさせ集中力を高めます。

 

短期目標を立てる

問題集を解くときには、『今日1日で○ページ』よりも『5分で1ページ』のように、できるだけ短い期間で区切った目標を立てて進めていくと効果的です。

人間の集中力は、何時間も続くものではありません。長時間勉強し続けるときには、無意識のうちに集中力のオン・オフを繰り返しているのです。しかし、精神的に疲れれば疲れるほど集中力の持続時間は短くなります。そのため、精神的に負担の少ない短時間での目標を立て、ひとつ目標をクリアしたら集中力をいったんオフにし、その後すぐ次の目標に取りかかるというようなスタイルを身につけると、意外と勉強が長続きします。

 

いかがでしょうか? いろいろ試しながら、自分なりの集中法を見つけてみてください!