プリントの整理力を高めるコツとは?

子どものランドセルや、習い事のカバンの中を見てみると、プリントの管理がきちんとできていないことがよくあります。教科書やノートの間に挟んで、端が折れてしまっているというのは序の口。いつの間にかカバンの下に押しやられてグチャグチャになったプリントが見つかったり、全教科のプリントが同じファイル内に一緒くたに入れられて、探しているプリントが見つからなかったり……。

 

こうしたプリントは、宿題やお手紙、提出物だけでなく、定期テストの復習で必要になるかもしれない大事なものです。さらに、時には成績資料や入試の出願書類など、絶対になくしてはいけない重要書類もあります。プリントの管理は、非常に重要なことなのです。

そこで今回は、プリントの整理力をアップさせるコツをご紹介します。

 

(1)プリントファイルは教科ごとに

まずは、プリントをファイルにとじる習慣づけから始めましょう。このとき、教科ごとに別のファイルを準備するようにします。教科ごとにファイリングするだけで、プリントの探しやすさがアップします。

 

また、枚数が少ないうちはクリアファイルを教科ごとに用意するのもよいですが、頻繁にプリントが配られる教科では「穴あけ式」ファイルのほうが枚数もたくさん入りきれいに整理できます。あるいは「投げ込み式」とよばれる、内部に仕切りのついた箱型のファイルボックスを使うのも有効です。

 

(2)連絡用プリントはクリアファイルに

学校では、連絡事項などが書かれたお手紙も毎日のように配布されます。こうしたプリントは、とりあえずきれいに家に持ち帰るためにファイルが必要です。クリアファイルに挟んで持ち帰るようにすれば紛失しにくくなります。

 

(3)毎日カバンの中を整理

学校や習い事から帰ったら、プリントを確認する習慣をつけましょう。これは、その日に習った内容を復習するためにも役立ちますし、連絡用プリントに必ず目を通すことができるので有効です。まだこうした習慣がつけられない小学生の場合は、保護者が毎日子どものカバンをチェックするようにするのも重要です。

 

(4)持って行かなくてもいいプリントは家のファイルへ

プリントは、油断しているとすぐにたまってしまうものです。ファイルは、プリントがたまるほど重くなり、ファイルが膨らむほどプリントを入れていると、結局中身がグチャグチャになる可能性もあります。

 

そこで、家でプリントを整理するとき、持って行く必要のないプリントはカバンから出し、家でファイリングしましょう。このとき、やはり教科別に整理していくのが重要です。また、連絡用プリントも1カ所にまとめておくと、必要なときに探す手間が省けます。

 

いかがでしょうか? プリントの整理力を身につけて、いざというときに困らないようにしたいものですね。