中学2年から、高校受験にそなえておこう!

 

高校受験を始めるタイミングは、中学3年生になってからだと遅いかもしれません。

どうしても受験に失敗したくない方は、なるべく早くからスタートをきっておきたいと考えることでしょう。

 

とはいえ本番まで1年以上もあると、受験生としての自覚が芽生えず、何をどう始めたらいいか分からないと思います。さらに、周りの友達が受験勉強をしていないと流されてしまかもしれません。

中学2年からやっておくべきこと

 

当たり前のことですが、高校受験の試験では中学で習ったすべての範囲の中から出題されます。中学3年生になると現在学んでいる内容が複雑なので、1〜2年で学んだ勉強の復習に費やせる時間は自然と少なくなってしまいます。

そのため中学2年までの間に今まで習った範囲を復習し、しっかり基礎を固めることができれば、本格的に受験対策を始めてからの勉強もスムーズになります。

 

また、中学2年のうちからいろいろな塾の模試を受けることもおすすめです。いつもとは違う空間で何度も試験を受けることによって、本番での雰囲気や緊張感にも慣れることができます。また、自分の実力も順位としてハッキリ出るので、弱点が分かります。

 

さらに模試ではそれまで習った分野が出題されるので、問題を解くことで今までの勉強の総復習にもなるのです。

開催されている模試の多くは中学3年が対象ですが、大手の塾では中学2年を対象とした模試も開催しています。「模擬試験でいい点数をとる」という、間近に目標を設定することも勉強が進む良いきっかけとなるので、是非とも受けてください。

 

しかし模試や受験本番の勉強ばかりに気をとられて、学校の勉強をおろそかにしてはいけません。

多くの高校受験では内申点が影響します。いままで気にしていなかったのに、中学3年になってからいきなり上げるのは難しいことです。学校の勉強や部活、奉仕活動にもしっかりと取り組み、高い内申点がとれるよう頑張りましょう。

 

勉強を続ける習慣をつけ、受験に対するモチベーションを上げよう!

 

中学2年の夏休みは「中だるみ」といわれることもあり、中学生活の中でも特に気持ちがゆるんでしまいがちです。しかしこの時期に受験を意識した行動を始めておけば、多くの受験生に差がつけられます。

 

この時期に何よりも取り組んでほしいのは、毎日勉強をする習慣をつけることです。

こうした習慣を早いうちから身に付けることで、その後も継続的に勉強ができるようになります。部活などでなかなか時間がとれない人は、たとえ短くても毎日勉強ができるかどうかで受験勉強の進み具合が変わってきます。

 

2年生のうちに、行きたいと思っている高校の説明会や学園祭に行ってみるのもいいでしょう。情報を得ることで受験の計画が立てやすくなりますし、何より実際の環境や学生生活を目にしておくことで、受験に対するモチベーションを高めることができます。

 

受験勉強では、早く始めて損をするということはありません。中学2年のうちから受験生であるという自覚を持ち、早いスタートダッシュをきることが、受験の成功につながるといっても過言ではないでしょう。