センター試験の生物、どうすれば高得点が取れる?

 

生物は理科の選択科目の中では勉強しやすいイメージがあり、文系の人からも選ばれやすい科目だといわれています。

例年のセンター試験の平均点は、5〜6割の間を推移しています。理科の科目の中では化学の次に点数が取りやすいことも、人気の理由なのかもしれません。

 

しかし人気があるからこそ、なるべく高い点数をとって他の受験生に差をつけたいところです。生物で高得点をとるには、どうすればいいのでしょうか。

 

重要なのは基礎知識と理解力

センター試験の生物は、高校までの教科書の範囲から出題されます。教科書が範囲だとは分かっていても、覚えなくてはならない用語がたくさん出てきます。

まずは教科書に記載されている基本的な用語を、しっかりと頭に入れておかないといけません。

 

センター試験では文章形式になっている選択肢の中から正誤を判断する問題が多く、用語に関する知識があるかどうかが問われます。

さらに、実験の内容にグラフや表といったデータが用いられる問題もあるため、読解力や理解力、考察力も欠かせません。こうした問題に対応できるかによって、平均点である6割の壁を突破できるかどうかが決まってきます。

 

生物で高得点を取るためには用語を完璧に覚え。さらにグラフや表などの問題では覚えた知識を元に解法を考え、正解を導き出すことが必要なのです。

 

とにかく問題を解くことが重要

生物でかなりの高得点を得るのは、簡単なことではなさそうです。それでは、どういった勉強をすればいいのでしょうか?

 

上記でも述べたように、まずは教科書に載っている用語を覚え、その用語についてきちんと説明できるだけの知識を持ちましょう。紛らわしい用語の区別が問われることもあるので、その違いが明確に分かるようにしておくことも必要です。

しかし、それだけでは高得点の鍵である実験やグラフ、表といった問題には充分に対応できません。

 

こうした問題を解けるようになるには、たくさんの問題を解いていくしかありません。センター試験の過去問や、センター試験向けの問題集などを何度も解くことで、読解力や分析力が身につきます。

いきなり問題を解く自信がないなら、覚えた知識を整理し、わかりやすくまとめたノートを作ることから始めてみましょう。

 

センター試験の生物は、ある程度の点は比較的簡単に取れるでしょうが、高得点を目指すには地道な努力を積まなければいけません。試験ギリギリで頭に詰め込もうとするのではなく、早めに計画をたてて勉強をしていくといいでしょう。