お風呂は大事な勉強スポット!

ゆっくり湯船に浸かって、リラックスできるお風呂の時間。受験生の中にも、勉強の合間の貴重な息抜きとしてこの時間を楽しみにしている方も少なくないかと思います。

 

しかし、お風呂の中で読書をする人は以前からいましたが、最近はお風呂の中で勉強をする人も増えてきているようです。

 

いくらなんでもストイックすぎると、一笑に付してはいけません。こうしたささいな努力を重ねることができる人こそが、最終的に受験に勝てる人だといっても過言ではないからです。

 

それに、お風呂で勉強するからこそ得られる効果もあるのです。それは一体、どのようなものなのでしょうか?

 

今回は受験生に知っていてもらいたい、お風呂で勉強するメリットや、そのためのコツについて紹介します。

 

お風呂で勉強すると、どんな効果がある?

お風呂に入っているうちに、考え事が進んだり、何か良いアイディアを思いつくといった話を聞いたことはないでしょうか?

 

これはお風呂のリラックス効果によるもので、脳内の副交感神経が刺激されるためなのです。

 

このような状態にある時、脳は新しい情報を受け取りやすく、さらに覚えたことが残りやすくなることがわかっています。つまりお風呂に入っている時というのは、実は勉強の効率が良くなっているのです。

 

お風呂でおすすめの勉強は?

それでは、お風呂ではどういった勉強が向いているのでしょうか。

 

「新しい情報が受け取りやすく、覚えたことが残りやすい」状態は、暗記をするには絶好のコンディションであるといえます。そのため、英単語や古文単語、その他にもそれぞれの分野の専門用語などを覚える時間にするといいでしょう。

 

もしも家に防水の音声プレイヤーなどがあった場合は、英単語を吹き込んだ音源を再生することで、正確な発音なども覚えやすくなります。

 

お風呂での勉強はどうればいい?

さらに踏み込んで、お風呂で行える勉強について紹介します。

 

このところお風呂での勉強効果が注目されるようになっており、防水効果のある参考書や、耐水処理がほどこされているノートやメモ、単語カードなども販売されています。こうしたツールを活用すれば、お風呂での勉強を効率よくすすめられるでしょう。

 

また、食品雑貨として売られているジップロックのついたストックバックもおすすめです。暗記したい内容の書かれたノートを中に入れると、お風呂の中でも濡れずに勉強することができるでしょう。

 

「お風呂の時間くらいは休みたい」というのも、受験生の本音にちがいありません。しかし、1点の差で明暗をわける可能性がある受験においては、こういう些細な時間も無駄にしたくないものです。お風呂での勉強に慣れることができれば、勉強効率は高くなるはずです。

 

勉強をすすめる手段の1つとして、是非ともお風呂の活用を検討してみてください。