英語力を養う近道! 洋書を読むコツを紹介します!

英語は、受験科目として重要であるのはもちろんのこと、卒業して社会に出てからも必要になる可能性がある、実用性の高い教科です。

 

受験対策だけではなく、将来のことを考えれば、実際に英語圏で使われている「活きた英語」を身に付けることが重要です。

 

そのために有効な手段の1つとして「洋書を読む」という方法があります。

 

しかし、学校などのテキスト以外ではなかなか英語を読む機会がないという受験生にとっては、ハードルが高いかもしれません。

 

そんな人たちの参考になるように、ここでは洋書の選び方や読む時のポイントについてお伝えします。

 

入門におすすめの洋書のジャンルとは?

当たり前の話ですが、本によって文章の量や難易度が異なるのは、どの言語でも同じです。つまり、子供が児童書をきっかけに読書を好きになっていくのと同じように、簡単な内容の本から読み始めることで、洋書に親しめる可能性も高くなるのです。

 

幸い、今は大型書店を中心に洋書コーナーが充実している書店が増えているため、さまざまなジャンルの中から読みやすい本を探すことも可能です。

 

まずおすすめしたいのは、子供のころに読んでいた児童文学を洋書で読む方法です。児童文学は簡単な単語や文章で書かれているケースが多いので、一般的な洋書に比べると読みやすい傾向があります。

 

他にも、映画やドラマなどで見たことのある作品の原書も、内容を知っているので理解しやすいというメリットがあります。

 

また、洋書の中には「Penguin Readers」や「Oxford Bookworms」といった、レベル別に分けられているシリーズもあります。こうしたシリーズの簡単な本から読んでいくと、徐々に慣れていくでしょう。

 

どのシリーズであっても、まずは興味がある内容の本を選ぶことがポイントです。

 

ペースを決めて、継続的に読むことが大切

興味があって読みやすい本を選んだとしても、英語ばかりの本を前にすると、気圧されて結局遠ざかってしまうケースが少なくありません。

 

一番いけないのは、途中で投げ出してしまうことです。せっかく本を購入しても、読まなくては何も得られません。

 

1日1ページだけであっても、継続的に洋書を読む習慣をつけましょう。こうした努力を地道に続けることが、英語力の蓄積につながります。

 

最初は難しいと感じるかも知れませんが、根気よく読み続けるうちに、その面白さに気が付く時がくるでしょう。その時にはもう、以前よりも英語力がついているのです。

 

根気が必要ではあるものの、勉強の合間の息抜きとしても、洋書に挑戦する意義は充分にあるでしょう。