高校受験に備えよう!力を伸ばす春休みの活用法とは?

春休みは1年間のまとまった休みの中でも、受験からもっとも遠い時期にあたります。

 

上の学年の受験が落ちついてきた頃でもあり「これからは自分が受験生だ」と分かっているつもりでも、すぐには自覚が芽生えて来ないもの。

 

そのため、受験勉強を始めようと思っても集中することができず、結局まとまった時間を無駄にしてしまうケースも少なくありません。

 

しかし、高校受験はすでに始まっています。春休みにはこの時期だからこそ行うべき勉強があり、真剣に取り組めるかどうかによって、その後の勉強の効率が大きく違ってくるのです。

 

ライバルに差を付けるためにも、春休みもしっかりと勉強を行いましょう。ここではそのために覚えておいてほしい、春休みを有意義に使う勉強法を紹介します。

 

苦手分野の復習を

春休みにまず行うべきなのは、苦手な内容の復習です。

 

誰でも1つくらいは、苦手だと思いながらもやり過ごしてしまった分野があると思います。

 

しかし、苦手をそのままにしてしまうと、後になってそれを応用させた分野に対応できないなど、受験勉強をする上でネックになってしまう可能性があります。

 

まとまった時間がとれる春休みは、こういった不安要素を解消できる絶好の機会なのです。

模試や学年末テストの結果をふり返り、点がとれなかった分野の克服を行いましょう。

 

新学期の予習をする

春休みには復習だけでなく、予習をすることも大切です。

 

特に、春休みが終わった後の4月や5月は、環境の変化やゴールデンウィークの影響で、なかなか勉強に集中できない時期です。新学期からつまずいてしまわないように、事前に予習を行うことが大切なのです。

 

難しいことをやる必要はありません。5月までの範囲を対象に教科書を読んで、例題を解いたり、単語や語句の意味を調べたりしておくことで、新学期の勉強にもスムーズに適応することができます。

 

受験勉強に備える

春休みは多くの受験生にとって、高校受験のスタートをきるタイミングでもあります。今後の勉強を順調に進められるように、受験までのスケジュールをたてるなどの準備をしておきましょう。

 

高校受験では志望校の試験への対策をするだけではなく、学校での内申点を上げるための努力もしなければいけません。目的の異なる勉強を効率的に進められるように、定期テストの勉強を始める期間や受験勉強に打ちこむ期間などを考慮し、バランスよく組み込むことが大切です。

 

スケジュール帳には、定期試験や模試のスケジュールはもちろんのこと、中学の行事や学校見学などの日程も書き込んでください。その時点で分かっている予定をなるべく書き込むことで、具体的なスケジュールがたてられるからです。

 

「まだ時間があるから」などと油断をしていると、後になって後悔することになってしまうかもしれません。春休みだからと油断せずに、この時期に必要な勉強をしっかりと行いましょう。