部活との両立は重要課題!成功につながる勉強のコツは?

高校3年は特別な年です。「ずっと続けてきた部活動を最後までやりとげたい」という人もいれば「第一志望の大学に入学できるように、勉強に打ち込みたい」と考える人もいるでしょう。もちろん、両方の気持ちを同時に抱えている人もたくさんいます。

 

部活と受験勉強の両立は簡単ではありません。しかし先輩たちの中には見事に両立させて、第一志望に合格した人もたくさんいます。こうして受験に成功した先輩たちは、どのような点を大事にしてきたのでしょうか。

 

空いた時間を無駄にしないことが大切

部活と受験勉強を両立させる方法は人それぞれですが、その中には多くの先輩たちが共通して大事にしてきた、「両立の秘訣」とも呼べるポイントが存在しています。

 

その1つが、スキマの時間を大切にするということです。

 

部活をやっている期間は、やっていない人に比べると、勉強に充てられる時間はどうしても短くなってしまいます。そのため、移動中や休み時間などの空いた時間も活用して、少しずつ勉強を積み重ねていく方法が有効になってくるのです。

 

スキマ時間には、単語の暗記などの短い時間でもできる勉強がおすすめです。

 

急に予定が変わって、とつぜん時間が空く、という場合もあるでしょう。単語帳や薄い参考書をいつでも持ち歩いておくと、そんな時でもすぐに勉強が始められます。ちょっとした時間も無駄にしないよう心がけ、勉強時間の差を少しでも埋めましょう。

 

もちろん、まとまった勉強時間を確保することも大切です。スケジュールをしっかりと管理して、集中して勉強できる時間をつくりましょう。

 

コンディションにも要注意

部活を続けている時期には、勉強中におそってくる眠気も重大な問題になるでしょう。

 

家に帰ってリラックスすると、眠くなってしまうものです。

 

こうした悩ましい睡魔の問題を避けるためには、帰宅したらすぐに勉強するのがおすすめです。その場合、どうしても今日中に勉強しなければいけない内容など、優先順位の高い勉強から始めましょう。

 

しかし、だからといって無理をして勉強を続けるのも良くありません。体が疲れている状態では、集中力が続かないからです。あまりにも疲れている場合には、お風呂に入って早めに寝ることも大切でしょう。

 

帰ってからでは疲れて集中できない、という場合は、朝早く起きる習慣をつけるのもおすすめです。効率良く勉強を続けるためにも、過度な負担にならないように計画を立てましょう。

 

基本的なポイントを意識することが、部活と受験勉強の両立につながります。「第一志望に合格したい」という気持ちと「最後まで部活を頑張りたい」という気持ちを強く持てば、実現するのは難しくないはずです。

 

高校生活最後の年に部活に打ち込むことも大切なことです。その後でもライバルたちに追いつけるように、地道に受験勉強を続けましょう。