「ふせん」の活用で、受験勉強を効率的に!

「ふせん」はノートやパソコンの画面などに貼り付けることが出来て、気軽にメモを残せる便利な文房具です。大抵の文房具屋さんでは売っているので、1度は見たことがあるでしょう。

 

ふせんの特性を活用することで、効果的に勉強ができることはご存知でしょうか? 東大生も勧めている、便利な勉強法なのです。

 

ここでは、ふせんを活用することで得られるメリットをいくつか紹介します。簡単に始められる方法ばかりなので、自分の勉強にも取り入れてみましょう!

 

ふせんのメリット①大事なことをメモしておく

紙の上に貼り付けることができて、おまけに簡単にはがせるふせんは、メモを残す時に非常に役立ちます。

 

勉強していて分かりにくかった内容や、間違えてしまった問題は、解説と一緒にふせんにメモしておきましょう。

 

そのふせんを教科書や参考書などに貼り付けておくと、自分に必要な情報がすぐに目に入るので、内容が理解しやすくなります。

 

東大に合格した受験の先輩の中には「新しい英単語が出てきたら、単語と意味を書いたふせんをそのページやプリントに貼る」「模試を復習する時は解説をふせんにまとめて、教科書や参考書に貼っておく」といった方法を実践した人も数多くいました。

 

このような形でふせんを活用すると、自分にとって本当に役に立つ教材をつくることができるのです。

 

ふせんのメリット②わからない問題に色別のしるしをつける

前の項目で紹介した方法は効果的ではありますが、新しい単語が出てくるたびや問題を間違えるたびに解説を書き込むと、時間がかかり過ぎてしまうと感じる人もいるでしょう。

 

そういった人には、これから紹介する活用方法がおすすめです。

 

色の違う細めのふせんを、3色用意してください。ここでは仮に「赤」「黄色」「青」とします。

 

問題を間違えたり、わからない単語があった時には、その問題や単語が載っているページにふせんを貼ってください。

 

今回は前のやり方のように、ふせんにメモを書き込む必要はありません。その代わり、問題の理解度におうじて、ふせんの色を使い分けてください。

 

例えば、以下のようにやってみたとします。

 

・赤いふせん=まったくわからなかった問題。見たことのない単語

・黄色いふせん=途中までは解くことができた問題・なんとなく意味がわかった単語

・青いふせん=解けたはずだったが、計算ミスで間違えた問題・複数ある意味の一部は覚えている単語

 

こうしておくと「どの問題や単語がわからないのか」「どれくらい理解しているのか」が、一目で把握できるようになります。

 

ふせんのメリット③持ち歩いていつでもチェックできる

繰り返し貼ったりはがせたりできるのも、ふせんのメリットの1つです。

 

どうしても覚えられない内容が書かれているふせんは、手帳に貼って持ち歩けるようにしたり、トイレのドアに貼っておくと、いつでも見られます。

 

このような形でふせんを使うと、時間を有効に使うことができます。

 

使い道が多く、手軽に入手することができるふせんは、積極的に受験に活用してほしい文房具です。今までふせんを使ったことがない人は、ぜひともそのメリットを理解して、今後の勉強に取り入れてみてください。