評価される自己PRの内容は?

推薦入試やAO入試を利用する受験生の多くは、提出書類の中で自己PRを記載することが求められます。自己PRは評価対象の1つになったり、書かれている情報をもとに面接の質問内容が決まったりするので、真剣に取り組まなければいけません。

 

「何を書けばいいのか」「どのように書けばいいのか」を把握して、高く評価される自己PRを作成しましょう。

 

自己PRの大切なポイントとは

的確に自分をアピールするためには、内容をなるべく具体的に、かつ第三者が読んで評価できるように書くことが大切です。

 

書いた方が良い内容としては、取得した資格やボランティア活動などの経験、生徒会や委員会での役職、部活動やコンテストでの受賞歴といった実績が挙げられます。こうした、学校活動における評価や成果を示すことがあれば、優先して書きましょう。

 

自身の性格や長所も、自己PRに欠かせない要素です。ただし、単純に性格や長所を書くのではなく、過去に行ってきた活動を絡めましょう。自分の長所が発揮された出来事や、部活やボランティア活動などの経験を通して学んだこと、失敗を乗り越えたエピソードといった具体例を交えて書くことで、魅力がより明確に伝わります。

 

自己PRと同様に、推薦入試やAO入試で問われる可能性が高いのが、志望理由や将来の目標です。こうした項目の中で、自分の長所と結びつけて興味を持ったきっかけを書いたり、明確な将来のビジョンを志理由につなげていくと、より分かりやすく、評価に結びつきやすくなるでしょう。

 

学校が求める人物像の把握が大事

志望する大学にふさわしい人物だと判断してもらうためには、自己PRの内容が学校の求める学生像に合ったものにすることも大切です。

 

大学によっては、公式ウェブサイトの受験生に向けた情報の中で、「求めている人物像」や「アドミッションポリシー」などといった形で、どのような人物を必要としているかを公表しています。

大学や学部が求めている人物像を基準にして、自分の長所や性格、将来の希望をどのように伝えれば良いのかを考えると、的確な評価が得られる自己PRの形がイメージしやすくなります。

 

合格に結びつく自己PRにするためには、『自分がどのような人物か』『これまでどんな活動を行ってきたか』といった情報とともに、大学が求める人物像や、その大学で学べる内容とのマッチングも重要です。こうしたことを念頭に、魅力が伝わりやすい自己PRを作成しましょう。