保護者も注目! オープンキャンパスに参加するメリットは?

最近のオープンキャンパスは、親子で参加する人が増えています。

 

親と一緒に行くのは恥ずかしいと感じる子供も入れば、子供の自立のため距離を置いて見守りたいと思う親もいるでしょう。しかしオープンキャンパスには、親子で参加するからこそのメリットもあります。その内容を把握して、親子でのオープンキャンパス参加を検討してはいかがでしょうか。

 

具体的なアドバイスができる

親もオープンキャンパスに参加すると、子供とは違う視点からアドバイスができます。親は当事者である子供よりも、冷静に学校を評価できます。そのため、子供が見落としていた点に新たに気付けることが多いのです。説明を受ける時も、子供と違う質問を投げかけることで、その大学について幅広く理解できるようになります。また、その大学について具体的に知っていると、後で子供が進路で悩むことがあってもアドバイスがしやすくなります。

 

親が大学を卒業していれば、その体験をもとに具体的に意見を伝えられます。実際にキャンパスに足を運ぶとウェブサイトやパンフレットだけではわからない情報が得られるので、できれば親も大学についてよく理解した上で、進路の話し合いをしましょう。

 

進路の話し合いがスムーズにできる

オープンキャンパスでは学費の詳細や受験料、奨学金の制度、通学にかかる時間など、生活に関わる大事な情報を収集できます。オープンキャンパスを通してそれらの情報を把握し、疑問をクリアにすることで、進路の話し合いがスムーズに進みます。学校によっては受験料の割引や学生寮などの負担を軽減できる制度が充実しているので、オープンキャンパスで詳しい話を聞いて経済的な問題が解消し、前向きに応援できるようになることもあるでしょう。

 

進路の話し合いは、子供の意見を聞くことが大事

最後に、親子でオープンキャンパスに参加する時の注意点をお伝えします。親の視点からアドバイスできるのはメリットですが、だからと言って自分の意見を押し付けると、子供と衝突してしまう場合があります。話し合いでは子供の意見を受け止めつつ、第三者的な視点から冷静なアドバイスを送りましょう。

 

オープンキャンパスは子供と進路について話し合う絶好の機会です。帰りの移動中などに、その日の感想をきっかけにして将来の話ができるのも、親子が一緒にオープンキャンパスに参加する大きなメリットです。

 

親のサポートがあると、子供は安心して受験勉強に励むことができます。親もオープンキャンパスへの参加を通して志望校への理解を深め、子供の受験を応援しましょう。