受験勉強の天敵!肩こりをやわらげるコツは?

集中できる状態で勉強を続けられるかどうかで、受験勉強の成果は大きく変わってきます。そのため、日々のコンディションにしっかり気を配ることも、大事な受験対策です。

 

肩こりは多くの受験生が頭を悩ませる問題です。効率良く受験勉強を進めるために、勉強を続けると肩こりになってしまう理由や、肩こりをやわらげる方法を覚えておきましょう。

 

姿勢の悪さが肩こりを引き起こす

どうして受験勉強を長く続けていると、肩こりを起こしやすくなるのでしょうか。

 

特に可能性が高いと考えられている原因が、勉強中の姿勢です。

 

勉強をしている時に、いつの間にか前かがみになってしまったり、猫背になってしまったりしてはいませんか? こうした姿勢は首や肩に負担がかかるため、血流の悪化によって肩こりを起こしてしまいやすいのです。

 

姿勢を意識して、肩こりを予防しましょう。

 

ポイントは足の裏をぴたりと床につけて、ひざの角度をほぼ直角に曲げた姿勢で座ることです。こうすると自然と背すじが伸びて、首や肩に負担のかからない姿勢を保てます。

 

イスの高さも姿勢に影響します。イスが高すぎると姿勢が自然と前かがみになってしまうので、イスの高さを調整して、机にひじがつくくらいにしましょう。

 

こうして正しい姿勢を保つと、肩こりになるのを抑えることができるでしょう。

 

ただし、姿勢だけが肩こりの原因というわけではありません。ストレスや疲労、そして運動不足も血流の悪化を引き起こす原因で、肩がこる可能性があります。そのため、無理をしすぎず、時々体を動かすことも大切です。

 

肩こりをやわらげる方法は?

簡単にできるケアとしておすすめなのが、ストレッチや運動をして、血流を改善させていく方法です。無理のない範囲で体を動かす習慣をつけることで、肩こりを少しずつやわらげることができます。

 

ツボ押しも有効な方法です。

 

後頭部の真ん中の下の方には「天柱」というツボがあります。このツボを、ひじをテーブルについて支え、指を4本そろえて、もみ込むように押してみましょう。このツボを刺激することで血液の流れが正常になり、コリの解消につながります。

ただし、天柱を強く押しすぎると痛みが残ってしまう可能性があります。この方法を実践する時には、力の加減に注意しましょう。

 

また、血流の悪化による肩こりは、エクササイズや入浴で血流を促進させることで、症状を緩和できる場合があります。

 

ひどい肩こりは受験生にとって大きな負担になり、勉強の効率を下げてしまいます。今はまだ特に異常のない人も、勉強を続けるうちに、肩こりに悩まされてしまうかもしれません。

 

「勉強中には正しい姿勢を意識する」「時々はストレッチなどで体を動かすようにする」といったポイントを意識して、体に負担をかけずに勉強を続けることを心がけましょう。