受験勉強の大事な秘訣。モチベーションを高めるコツは?

誰でも1度くらいは、勉強を始めようとしてもやる気が起こらなかったり、勉強の途中で集中力が途切れてしまうといった経験があると思います。モチベーションの向上につながる方法を知っておくと、こうした問題に対処できるようになり、受験勉強の効率が上がります。モチベーションを高めるコツを把握して、やる気が出ない時に備えましょう。

 

モチベーションを高めるコツ①とにかく勉強を始める

手っ取り早くモチベーションを高めたい場合は、ひとまず勉強を始めることをおすすめします。例えば、掃除などの作業を何となく始めたものの、いつの間にか熱中してしまい、気がついたら長い時間が経っていた、といった経験はありませんか。これはクレペリンという精神科医が発見した作業興奮と呼ばれる現象で、とりあえず作業を始めると脳が活性化されて集中できると考えられています。

 

最初からたくさんの勉強をこなそうと思っていると、億劫になってやる気が起こらない場合があります。そんな時は、とりあえず時間を短く設定して、ハードルを下げてから勉強を始めましょう。

 

モチベーションを高めるコツ②勉強の合間に休憩をはさむ

長時間勉強を続けると、疲労や集中力の低下で勉強の効率が下がってしまいます。モチベーションが低下しないように、適度に休憩をはさみましょう。休憩の時間にはストレッチや散歩で心身をリフレッシュしたり、少し昼寝をするなどして、頭を休ませましょう。

何度も休憩をはさむ余裕がない場合は、1つの教科に偏らないようにするのも有効です。科目別にローテーションを決めると、集中力を保って勉強が続けられます。

 

モチベーションを高めるコツ③前向きなイメージを持つ

モチベーションはその時の気分に左右されます。スポーツの経験がある人は、成功した時のイメージを頭の中に浮かべると、本番で良いパフォーマンスができるという話を聞いたことがあると思います。勉強でも前向きなイメージを持つことは大切で、過去にうまくいった時の体験を思い出したり、目標を達成できる可能性を感じると、モチベーションが高まるといわれています。テストで良い点をとった時の体験を思い出したり、自分は志望校に合格できると強く思うことが、勉強の効率アップにつながりうります。

 

自分の気持ちを上手にコントロールできると、モチベーションを保ちながら勉強を続けられます。こうして毎日の勉強の効率が上がれば、試験本番でも高い成果が得られます。そのための方法を念頭において、前向きな気持ちで取り組みましょう。