受験生向けの手帳が充実。効率アップにつながる記入方法は?

受験勉強も大詰めの時期にさしかかっています。今まで以上に本格的な勉強が必要になるこの時期は、効率良く進められるかどうかが重要になります。

 

手帳はそのために役立つツールの1つです。最近は受験生向けの手帳が発売されており、それらの機能を上手に使うと受験勉強をスムーズに進められます。

 

受験生向けの手帳の特徴は?

教学社が刊行している「赤本手帳」は、多くの受験生が利用する手帳です。

マンスリースケジュールやメモ欄などの基本的なスケジュール帳の機能のほかに、試験や出願の日程などが記載された年間スケジュールや受験コラムなど、受験生向けの機能が充実しています。赤本を出版する教学社らしく「赤本の効果的な使い方」「センター試験攻略アドバイス」などの受験情報も掲載されています。

 

受験生に人気の手帳には、ディスカヴァー・トゥエンティワンが発行する「合格手帳」もあります。この手帳は16か月分のスケジュールが組めるようになっており、1年以上前から計画を立てたい場合でも便利です。それぞれの月のスペースには効果的な勉強法や時間の使い方が記載されているので、その時期に応じた勉強計画を考える上でも役立ちます。

 

学生向けの手帳には、ほかにもEDUL Designの「アクティオ手帳」というシリーズがあります。この手帳では手触り感や書き味、インクの裏ヌケなどに配慮して用紙にこだわり、シンプルなレイアウトで自由なアレンジができるなどの特徴があります。時間割や生活習慣などの学生向けのページも充実していますが、社会で必要な能力である、自ら決断・実行する習慣と思考力・判断力・行動力を育みたい人に向いています。

 

見やすい手帳を作成する工夫とは?

  1. 内容に合わせて色分けを行う

「塾や模試などの受験関係の予定」「学校の行事」「部活の行事」「家の予定」など、内容に合わせて違う色のペンを使うと見やすくなり、スムーズにスケジュールが把握できます。

 

  1. 1日にやることを記入する

その日の塾の授業や復習する内容、演習する問題集など、手帳に1日の勉強の計画を細かく書き出しましょう。最初はスケジュール通りに勉強できないこともあると思いますが、慣れるにつれて時間の使い方が上手になるはずです。ただし受験のスケジュールから逆算し、試験本番に間に合うよう計画を立てましょう。

 

  1. 勉強したことを具体的に記入する

手帳には、今まで勉強した内容を見返すことで成長が実感できるというメリットもあります。1日にどれだけ勉強できたかも、具体的に記入しましょう。

 

このように、手帳には受験に役立つ機能が備わっています。そのメリットに注目して、積極的に受験対策に取り入れましょう。