続々と活用の動き。大学の公式インスタグラムの特徴は?

近年、若い世代を中心に、多くの人がインスタグラムを利用しています。この流れを受けて、公式インスタグラムを開設する大学が増えています。今回は公式インスタグラムを開設している大学の中から、青山学院大学、立教大学、近畿大学、大阪教育大学、関西大学の5校を例に、どのように公式アカウントが運営されているか、みてみましょう。

 

環境の美しさが伝わる青山学院大学のインスタグラム

青山学院大学では2017年の5月に、公式インスタグラムを開設しました。同大学の公式インスタグラムには学校内の風景や施設の画像だけでなく、東京都内の風景の画像も投稿されています。構図や色彩にこだわった美しい画像が多く、大学や近隣の環境の魅力が伝わります。夏のオープンキャンパスでは「Instagramでキャンパスツアー」と題したPRを行い、受験生にインスタグラムをはじめとしたSNSをアピールしました。

 

施設を詳しく知ることができる立教大学のインスタグラム

立教大学のインスタグラムには施設の画像が多く投稿されています。中にはそれらの画像と一緒に施設の特徴やデザインの工夫などが書かれたものもあり、見るうちに詳しい情報まで知ることもできます。大学内の行事やその日の天気に合わせた美しい画像も投稿されるので、パンフレットの写真だけでは伝わりにくい、大学のさまざまな姿が把握できます。

 

キャンパスの様子を多面的に伝える近畿大学のインスタグラム

近畿大学総務部広報室のインスタグラムには、キャンパスの風景と共に、学校行事や部活動、キャンパス内で活動する学生の様子などが投稿されています。学内の様子を把握することで、キャンパスライフのイメージが膨らむ内容となっています。

 

大阪教育大学のインスタグラムは学生に関する投稿が充実

大阪教育大学のインスタグラムの大きな特徴は、学生の画像が高い割合を占めている点です。キャンパスライフを写した画像や、学生が持っているボードに手書きのメッセージが書かれている画像が多く、学校の活発な雰囲気が伝わってきます。

 

関西大学のインスタグラムは試験運用中

関西大学は公式インスタグラムの試験運用中です。2017年の10月の時点で投稿されている23件の画像は施設の外観が中心で、入学を望む受験生はどんなキャンパスに通うかを理解するために活用できます。他には、るるぶと関西大学教育後援会のコラボレーション「るるぶ特別編集関西大学」を紹介する投稿もあります。

 

大学のインスタグラムを閲覧すると、パンフレットやオープンキャンパスとは違う形で大学の魅力を把握できます。今回紹介した5校以外にも多くの大学がインスタグラムを開設しているので、自分の志望校はどうか調べてみましょう。SNSは熱中しすぎないよう気をつけることが大切ですが、詳しい情報を収集したり、モチベーションを高めるツールとして活用できるといえるでしょう。