試験に集中したい!勉強中と試験当日の寒さ対策を紹介

長期間の学習の成果が問われる受験では、どれだけ集中できる環境の中で勉強できるかどうかも、成否をわける重大な要素となってきます。

 

特に、受験シーズンは1年の中でも特に寒さが厳しい時期です。集中できる環境づくりのためだけではなく、病気を予防するためにも、寒さ対策には厳重な注意をはらわなければいけません。

 

ここでは受験生のために覚えておいてほしい、寒さ対策のポイントをお伝えします。順調に勉強を続けるためにも、ぜひとも参考にしてください。

 

暖房の使用は要注意。勉強に大切な寒さ対策のコツは?

部屋の寒さを解消したいと思ったら、多くの人がまず暖房を使って室内を暖かくしますよね。

 

しかし、暖かい場所は眠気を誘い、勉強の効率を著しく下げてしまうという不安要素も含んでいます。特に頭の部分を暖かくすると、余計に眠気に襲われてしまいます。

 

また、昔から「頭寒足熱」という言葉があり、頭を冷して足を温めるのが、体調の管理にはちょうど良いと考えられています。勉強のコンディションを整えるという意味でも、このポイントを守ることは大切です。

 

しかも、暖かい空気というのは上の方に集まる性質があります。そのため、エアコンやヒーター、ストーブといった暖房器具を使えば使うほど、頭の方から暖かくなってしまうのです。

 

そのため、集中して勉強できる環境を整えるときは、部屋全体を暖めるのは補助程度の目的に留めておくのがおすすめです。その代わり「毛布を膝下に巻く」「あまり強力ではないヒーターを足元に置く」などの方法で、足元を重点的に暖めるようにしましょう。

 

身体を中から温めるという点では、温かい牛乳などを飲むことも有効です。温かいコーヒーや紅茶も「目が覚める」という点では効果がありますが、利尿作用もあるので注意しなければいけません。

 

受験の当日は、特に寒さ対策を!

充分な体調管理のためには、外出時にも注意をする必要があります。

特に試験の当日には、寒さの影響が試験の結果に響いてしまう可能性もあります。万全の態勢で試験に臨むためにも、試験会場に行く時は寒さ対策に充分に注意をはらわなければいけません。

 

出かける際には、上着に加えてマフラー、手袋といった防寒着をしっかりと着用し、寒さを感じないように配慮しましょう。

 

最近では服の下に着る衣類の中にも体を温められるものが販売されていますが、こうした衣類は受験会場の温度が高いと、暑くて頭が回らなくなってしまう可能性があります。

 

そのため、試験当日にはカーディガンのように会場で脱ぎ着して調節できるものがおすすめです。

 

コンディションに注意をはらわなければいけない受験勉強では、ただ部屋の温度を高くすれば良いわけではありません。勉強や試験当日に最大限の効果を発揮できるように、細かい点にまで配慮することが大切なのです。

 

今回紹介した情報も活用して、効率よく勉強ができるように寒さに備えてください