トラブルに備えて、万全の態勢で受験に臨みましょう

試験本番に向けて勉強を重ねていても、予期せぬトラブルに見舞われて、十分に成果が発揮されない場合があります。特に試験当日は環境が違うこともあり、思わぬミスやトラブルが生じる可能性があります。

 

ここでは試験当日に起こりかねない5つのトラブルを紹介します。事前に想定して、備えておきましょう。

 

トラブル①試験会場を間違える

乗る電車を間違えたり、同じ試験を受ける受験生と勘違いをしてついて行ったら違う場所に着いてしまったりと、試験会場を間違えてしまうケースがあります。まさかと思うかもしれませんが、試験会場は初めて行く場所であることが多いので、油断は禁物です。試験会場はあらかじめ下見しておきましょう。

 

トラブル②受験票を忘れてしまう

大事な受験票を忘れてしまってはいけません。前日に持ち物チェックを必ず行い、確実に受験票を持参してください。センター試験の場合は、万が一受験票を忘れてしまっても、本部に行って仮受験票の発行を申請すると受験ができます。手続きでは生徒手帳などの身分証の提示が求められるので、必ず生徒手帳を持っていきましょう。

 

トラブル③着ている服に英語や漢字がプリントされている

試験会場に英語や漢字がプリントされた服を着ていくと、試験監督に脱ぐように言われたり、裏返して着るように言われたりしてしまうかもしれません。学生服を着ていくか、無地の服を選びましょう。

 

トラブル④時計を忘れてしまう

試験会場では時計が外されているケースが多く、時計を忘れると試験中に問題を解くペースが把握できなくなってしまいます。腕時計など、時間が確認できるものを必ず持参してください。その際は、音が鳴らないものを選びましょう。

 

トラブル⑤遅刻してしまった(電車の遅れなど、本人の責任ではない場合)

遅刻の対応は大学によって違うので、受験する学校の情報を事前に確認しましょう。センター試験の場合は、試験開始時刻後20分以内なら入室が認められます(英語のリスニング試験を除く)。

交通機関の遅れなど、自分の責任ではない理由で遅刻してしまった場合は、時間を繰り下げて試験を受けられる可能性があります。ただし、この場合は事実確認をとる可能性が高いので、駅で遅延証明書を発行している場合は必ず持参しましょう。

 

今回紹介した5つを含めて、試験当日は思いもよらないトラブルに見舞われる可能性があります。起こるかもしれない問題を事前に想定し、入念に準備しましょう。