将来の目標を見つけるために行動しよう

将来の目標が定まると、進路の方向性が明確になり、前向きに受験勉強に取り組めます。

 

自分の希望する職業が決まっていない人、向いている職業が分からない人は、自身について客観的に考える時間を持つと、進路の発見につながります。インターネットなどでできる適職診断も参考になるかもしれません。今回はまだ将来の目標が見つかっていない人に向けて、実践してほしい取り組みを紹介します。

 

適職診断にチャレンジして、方向性を定めましょう

現在、受験情報を公開している一部のウェブサイトなどでは、適職診断のページが設けられています。これは、自分に向いている作業や関心がある事柄、自身が思う自分の性格、興味がある仕事といった複数の質問に答えると、向いている仕事のジャンルを紹介してもらえるというものです。サイトによっては該当するジャンルを学べる大学の学部が表示されたり、職業に就くまでの一般的なルートや必要な資格、そのジャンルで活躍している先輩のコメントといった情報が掲載されていたりするので、すぐに職業への理解を深められます。質問の項目はサイトによって違うため、紹介される職業のジャンルも異なる可能性があります。さまざまなサイトの適職診断を利用して、それぞれの結果を参考に判断しましょう。

 

自己分析を通して、やりたいことを見つけましょう

自分の今までの体験や内面を見つめなおすと、将来の目標が見つかることがあります。目標が定まらない時は、関心がある事柄や自身の長所、短所といった、自分に関する情報をメモなどに書き出していくと、自身のことが客観的に見えてきます。現在の自分のことだけではなく、自分の将来に望む条件やライフプランを書き出してみるのも有効です。また、自分をよく知る人の意見を聞くことも自己分析に役立ちます。友達や家族、先生といった身近な人から話を聞き、違う視点から自分を捉えてみましょう。

 

関心のある仕事のジャンルがしぼれたら、詳しく調べましょう。インターネットを使ってさまざまな仕事や会社などを紹介しているウェブサイトを見たり、本を読んだりすると、効率よく情報が収集できます。この時に、興味がある仕事に就くには何が必要なのか、それらを得るためにはどのような進路を選ぶのが有効なのかも調べるとよいでしょう。

 

自分の具体的な将来像を早いうちから固めると、進路選びがスムーズに進んだり、高いモチベーションが保てたりと、さまざまな形で今後の受験勉強に役立ちます。ぜひ実践してみてください。