定期テスト前日・当日の過ごし方。ミスを防いで得点アップを目指そう!
定期テストの結果を左右する前日・当日の過ごし方
勉強してきたことをどれだけ理解しているのか把握するために、テストは大切な役割を持つものです。テストの結果に直結するのは「どれだけ勉強してきたか」ですが、テスト前日・当日の過ごし方によっても点数は変わります。
テストまでの時間が限られている前日・当日だからこそ、過ごし方には注意したいものです。
具体的に、テストの前日や当日は、どのように過ごせば良いのでしょうか。
テスト前日の夜更かしは厳禁!
テストで自分の実力を発揮するには、質の良い睡眠が欠かせません。寝不足のままテストに挑むと、集中力や判断力が落ちてしまい、ケアレスミスをする可能性が高くなります。
不安だからといって夜遅くまで勉強するのは控えて、早めに寝ることを心がけましょう。
早く寝る代わりに、テスト当日は普段より少し早めに起床するのがおすすめです。人の脳は、起きてから3時間ほどでしっかり働き始めるとされています。
テスト開始から逆算して、3時間前には起きられるように就寝時間を決めてみてはいかがでしょうか。
また、早起きして勉強する方が、夜遅くまで勉強するより効率が良い点もメリットです。
範囲を絞って勉強するのがおすすめ
テスト前日から、新しい問題や難しい問題にチャレンジするのは現実的ではありません。使える時間が少ないうえに、焦りで頭に入らないことも考えられます。
解けない問題があった場合、不安に感じてしまうこともあるでしょう。結果として、自分の実力を発揮しきれない可能性があります。
テスト前日から当日にかけては、今まで勉強してきたことの復習に注力しましょう。勉強する範囲を絞って、間違えた問題を解き直したり、教科書を読み返したりするのがおすすめです。
科目にもよりますが、暗記に取り組むのも良いでしょう。
英語なら、時間がかかりやすい長文問題を解くよりも、英単語や熟語、文法といった分野の暗記に取り組んだ方が、効率的に得点アップを目指せます。
テスト前日・当日も普段通りに過ごそう
テスト前日や当日だからといって、特別なことをする必要はありません。テスト前も、基本的には普段通りに過ごしましょう。
例えば、普段は簡単な朝食で済ませている人が、テスト当日にたくさん朝食を食べると、体調を崩してしまうかもしれません。
普段とは異なることをした結果、余計に緊張感を覚える可能性がある点も問題です。
テストは、これまで勉強してきたことを発揮するものです。あまり意識することなく過ごすことを心がけてみてください。
休み時間中はノートや教科書をチェックしよう
テスト当日の休み時間も、勉強をするチャンスです。ノートを見直したり、一問一答形式の問題を解いたりして、次のテストに備えてください。
終わったテストについて友達と感想を言い合うのは、次のテストに集中できなくなる可能性があるため、控えることをおすすめします。
また、トイレに行ったり、教室の外を歩いたりして、気分をリフレッシュさせるのも良いでしょう。
テストが終わった後は何をすれば良い?
テストが終わった後どう過ごせば良いかは、翌日以降のスケジュールに左右されます。
次の日もテストがある場合は、少しでも机に向かって、その教科の勉強を行うようにしてください。
テストが全て終わったのであれば、忘れないうちに復習を行うのがおすすめです。テストでわからなかった部分を見直したり、問題を解き直したりできればベストです。
とはいえ、テスト後は疲れていることも考えられます。無理をするのは避け、ゆっくりと睡眠を取ったり、友達と遊びに行ったりして、気分転換しても問題ありません。
テストは、それまでに勉強してきた成果を発揮するものです。前日や当日になってから慌てることのないように、コツコツと勉強することを心がけましょう。