222(コラム)

『ただ書くだけ』からの脱出! 記憶に残る英単語暗記法

c-20140310

なかなか暗記できないという人、いませんか?英語を勉強する際、避けては通れないのが単語の暗記です。定期テストでも入試でも、単語を覚えていなければ、いざ問題を解こうとしても文が読めず、お手上げ状態になります。そこで、中高生はみな必死になって単語を暗記しようとするのですが、残念ながら「努力はしているけれども、覚えられない」という人が多いのも事実です。しかし、やり方ひとつで暗記のスピードは大きく変わります。今回は、そのヒントをご紹介します。  『ただ書くだけ』では頭に入らない単語暗記、あるいは漢字の学習でもそうですが、よく見られる方法として『ひたすら書きまくる』というものがあります。たとえば、『flower』という単語のつづりを覚えるために、『flower flower flower……』と、ノートの余白がある限り書き続ける人がいます。この方法、実際にやってみると、非常に『勉強した感』はあります。ノートは単語でびっしり埋まりますし、書き続けて手も疲れ、「がんばって勉強した!」という気持ちを味わうことができます。しかし、しばらく時間を置いた後、覚えているか再度テストしてみても、意外と書けないことが多いのです。その理由は簡単、頭を使っていないからです。がんばったのは書き続けた手だけで、肝心の頭は働いていないので記憶に残らないのです。つまり、ただ書くだけの方法は、暗記法として適切とはいえません。  暗記のコツは『頭を使い』『耳も使う』こと暗記の際に意識してほしいのは、脳に記憶を残すことです。そのためには頭を働かせる必要があります。そしてもう一つ、耳からも情報を入れるようにしましょう。これにより、ぐっと単語が記憶に残りやすくなります。先ほどの例でいけば、『flower』は『フラワー』と読みます。このとき、f=フ、lo=ラ、wer=ワーと分解してみましょう。そして、分解した部分ごとに声に出して読みながら書くのです。このように、ただ書きなぐるのではなく、音節ごとに分解し発声することで、頭と耳を使いながら覚えていくことができます。単語帳には大抵つづりだけでなく発音も書いてありますが、無視してつづりばかり覚えようとしている人がいます。これは非常にもったいないことなのです。なお、もちろん自分で発音してもいいのですが、CDなどに発音が収録されている場合は、ぜひそちらも活用すべきでしょう。より正確な発音を覚えることができます。また、『sub(副)』+『urb(都市)』→『suburb(郊外)』のように、意味の面から分解して理解すると覚えやすくなる単語も多いです。sub、re、preなどの接頭辞や、ful、ness、lyなどの接尾辞にも注意を払うようにしましょう。

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