222(コラム)

勉強の出来不出来が表れる筆箱の中身 「勉強の一流」を目指すための文房具選び

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筆箱を見れば、勉強のしかたがわかる勉強する際に欠かせないのが筆箱。勉強するときに使うペンなどを納めておく筆箱には、その人の個性が表れます。筆箱を見れば、その人がどのような勉強の仕方をしているのか、ある程度わかってしまうのです。以下に、よく見かける『問題アリ』な筆箱を紹介します。  タイプ1:筆箱ひとつじゃ足りない!女子に多い『筆箱がいくつもある』タイプ。細いボールペン、太めのペン、蛍光ペンなど、とにかくたくさんの色、たくさんの種類のペンを持ち歩いているので、筆箱がひとつでは足りず、必然的に数が増えてしまうのです。このタイプの人は、やたらとノートを『きれいに』取りたがる傾向があります。細かく色を使い分けるので色とりどりのノートができあがるのですが、『書くことで満足してしまう』という傾向があります。色選びを考えながら何度もペンを持ち替えるためノートをとるペースも他の人より遅く、しかもノートをまるで芸術品のように仕上げていくので、「ノートを書き終わったのはいいけれど、何についての授業だったかな?」ということになりかねません。ノートは、授業で聞いた内容や板書された内容を書き残すことで重要な事を『記憶』にもとどめておくためのものです。もちろん、あとで見直したときにわかりやすいように丁寧なノートの取り方をするのは大切ですが、『書くこと』だけが目的になってしまっては本末転倒です。ペンは筆箱1つに収まる程度の数に絞って、ノートの取り方を見直すべきです  タイプ2:中身がない!男子、特に中学生までに多いタイプです。筆箱の中はほぼ空っぽ。赤ペンどころか、ひどいときには消しゴムすら入っていないことも。ノートをはじめとした勉強道具には全くこだわりがなく、ノートは黒一色、しかも板書すら満足に写せていないこともしばしば。この状態だと、ノート提出のときに困るのはもちろん、授業の内容を後で確認するのも一苦労。ノートをとることの重要性を認識していないので、ノートをとるための筆記具に注意を払わないのです。メインとなる筆記具、消しゴム、数本の色ペンなどノートをとるのに最低限必要な筆記具は持ち歩くようにしましょう。  筆箱の中に入れておきたい、『効率アップ』に役立つ文具たち では、筆箱にはどのような文具をどれだけ入れておけばよいのでしょうか。まず、鉛筆またはシャープペンシル、そして消しゴムは複数用意しておきましょう。1つしかないと、「落としてしまって見当たらない」「芯が出てこない」といったトラブルに対処できません。またシャープペンシルは最もよく使う筆記具です。自分の大切な相棒となるので、実際に店で握ってみて自分に合ったものを選ぶべきです。次に色ペンですが、いたずらに本数を増やすのは避けましょう。最近普及した、好きな色のリフィル(詰め替え品)を選んでカスタマイズできるペン(三菱鉛筆のスタイルフィット、パイロットのハイテックCコレトなど)を活用するのがおすすめです。授業中に板書で使われる色を4色程度+シャープペンシルをセットにした板書用のペンが1本あれば普段は十分。もう1本増やしたいなら、赤や黒などのよく使う色をセットしたものを予備として用意しておきましょう。その他、定規やのりなどを必要に応じて筆箱に入れることになりますが、ここでぜひ持っておいてほしいのが、ポストイットなどの『付箋(ふせん)』です。普段から勉強慣れしている人は付箋を上手に活用しています。授業を聞いていて分からなかったところや、宿題になったページなどに付箋を貼りつけておけば、先生に質問しに行くときにも、家で宿題に取りかかるときにも、そして宿題を提出するときにもさっと該当ページを開くことができ、勉強の効率がグンと上がります。さぁ、今日から筆箱の見直しを始めてみませんか?

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