ここで差がつく! 大学入試、面接試験の対策 ②本番で実力を発揮するための心構え・準備とは?
準備すれば、面接も怖くない!
大学・短大・専門学校の推薦・AO入試や、医療系の学校の入試で行われることが多い面接試験。面接と聞くと、「緊張してしまって言いたいことが言えないかもしれない」と心配になる人も多いのではないでしょうか。しかし、きちんと準備すれば、面接試験は怖いものではありません。そこで今回は、面接試験への苦手意識をなくすための心構えや準備について見ていきましょう。
面接は「落とす」場ではない
まず、覚えておいてほしいのは、面接は「落とす」ための場ではないということです。必要以上に怖がらず、落ち着いて、自分らしく話すことを心がけましょう。
推薦・AO入試や医療系の入試で面接が行われるのは、学校側が受験生の人物面を知るためです。受験生を怖がらせて萎縮させてしまっては、受験生の人となりを知ることができないので、面接官は受験生に対し優しく接してくれます。
企業の就職面接と異なり、学校にとっての受験生は、これから授業料を納めてくれる「顧客」の候補でもあります。だから、面接官は決して受験生をぞんざいに扱うことはしません。
面接で緊張しないためのコツ
しかし、そうはいっても、不慣れな環境ではどうしても緊張してしまうものです。そこで、面接で緊張しないためのコツを2つご紹介しましょう。
①志望校の環境に慣れる
面接で緊張してしまう理由の一つに挙げられるのは、面接が行われる場所、すなわち志望校の環境に慣れていないことです。そこで、なるべく面接会場となる場所に足を運び、志望校に対して「よく知らない場所」という意識をなくすことを心がけましょう。
具体的には、オープンキャンパスなどの機会を積極的に利用して、どんどん学校内に入ることがポイントです。行けば行くほど、志望校に対する慣れが出て、心の余裕が生まれてくるはずです。家の近くにある学校であれば、大学図書館を利用して勉強したり、学食で食事をとったりするのもおすすめです。
また、オープンキャンパスでは、教授など学校側の人と積極的にコミュニケーションをとりましょう。何度もオープンキャンパスに足を運び、学校側の多くの人と顔見知りになっておけば、知っている人が面接官になる確率も高まります。知っている人が一人でも面接官にいれば、緊張しなくて済むかもしれません。
②面接という場に慣れる
緊張するのは、面接という場に慣れていないからでもあります。これを克服するには、やはり事前の面接練習がもっとも効果的です。学校の先生などの協力を仰ぎ、できるだけ面接練習を数多くこなしましょう。
面接練習では、自分の発言内容に対してどんどん指摘や追加質問をもらうことが重要です。特に大学入試の面接では、受験生の発言に対し面接官が質問をしてくることもあるからです。練習はつらいかもしれませんが、事前に厳しく突っ込まれ慣れておくことで、本番でも慌てずに答えることができるようになります。
いかがでしょうか? 面接試験を受ける人は、ぜひ参考にしてみてください。